関関同立 2014年度最新模試偏差値一覧&過去3年の推移②

2013年12月11日 水曜日

2014年度入試に向けた各社の模擬試験及び過去3年間の河合塾第2回全統マーク模試において、関関同立4大学の全学部がどのような評価となっているのか?それを基にして狙い目学部はどこなのか?について考察するシリーズです。

前回はこちらのエントリー「関関同立 2014年度最新模試偏差値一覧&過去3年の推移①」で、関西学院大の偏差値をご紹介しました。

2回目のエントリーとなる今回は、関西大の動向についてです。早速表をご覧いただきましょう(画像をクリックすると拡大します)。


※作成には万全を期していますが、偏差値等は各HP・書籍等で必ずご確認下さい

法学部と文学部は各社の模試ではほぼ同じ評価となっています。昨年は若干法学部の方が評価が下だったのですが、少々盛り返した感があります。

それら2学部よりも高い偏差値が設定されているのが、外国語学部です。前回のエントリーでご紹介した関西学院大の国際学部、同志社大のグローバルコミュニケーションとグローバル地域文化の2学部、立命館大の国際関係学部にこの関西大の外国語学部が、それぞれの大学の中でも高い偏差値となっています。

反対に、狙い目としてもらえる学部としては、人間健康・総合情報・社会安全の各学部で、関西大の中でも手ごろな偏差値設定となっています。

理系の3学部はどれも似たような偏差値帯域に位置しておりますが、化学生命工学部は偏差値の上限が他2学部よりも高めになっています。人気・難易度の面で少々しんどい戦いになると思われる入試日程・学科があるようです。特に生命・生物工学科の個別日程の難易度が高いようです。

今年を含む3年分の河合塾第2回全統マーク模試時点の学部別偏差値です(同じく、画像をクリックすると拡大します)。


※作成には万全を期していますが、偏差値等は各HP・書籍等で必ずご確認下さい

外国語学部が関西大の中でも高い偏差値を、しかも3年間続けてキープしているということがわかります。

ここ3年間で評価を下げていると思われるのが経済・商の2学部です。関西学院大でもこの系統は偏差値ラインが下がっていましたので、同じ傾向となっています。

偏差値上での「狙い目」としてご紹介をした人間健康・総合情報・社会安全の各学部ですが、この表をご覧いただければお分かりの通り偏差値帯域が「手ごろ」な所に位置しています。

理系3学部ですが、前述の化学生命工学部は偏差値の動きが激しいので、入試日程や学科による難易度の違いに注意しましょう。

次回は、同志社大の様子をご紹介致します。