京都女子中 5月・6月にオープンスクールを開催

2014年4月15日 火曜日

京都女子中が、5月と6月にオープンスクールを開催されます。

すでにHPやFAXでの参加申込が始まっています。参加ご希望の方は以下の画像をよくご覧頂き、急ぎお申込み下さい(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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京都女子中 オープンスクール

日時:2014年5月11日(日)・6月8日(日) 共に9:30~、14:00~
対象:小学5・6年の女子
内容:学校・コース説明、体験授業、施設見学、クラブ見学、個別相談
定員:200組(各回とも)
申込:京都女子中HPより、もしくは、添付のPDF内にある申込書式に必要事項を記入したものをFAX

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体験授業については、各講座とも定員超過の場合はご希望に添えないこともあり得るようなので、出来るだけお早目のお申し込みをオススメします。

同志社大 3月29日オープンキャンパス当日の様子

2014年4月14日 月曜日

同志社大が2014年3月29日(土)に開催されたオープンキャンパスにお邪魔をして参りましたので、その時の様子をご紹介致します。

当日は今出川キャンパスと京田辺キャンパスの同時開催ということでしたので、今出川Cの方にお邪魔を致しました。上の写真は、各種説明が開催された良心館という、2012年10月に竣工した延床面積が40,000㎡を超える建物(HPより)です。

その良心館の中には、上の写真のような非常に広く、しっかりした設備が設けられている大教室があります。ご覧のように、一番前のスクリーン以外にも教室内になんと8枚ものスクリーンが設けられており、講義で使われるスライドがどの席でも見える様になっています。

そんな大講義室で、同志社大の簡単な説明や、入試制度・出題方針といった部分のお話を伺うことが出来ました。

と、新しい校舎・設備に目がいきがちですが、同志社大 今出川Cの魅力は100年以上ある歴史と、重要文化財にも指定されている建物をいくつか含んだ校舎群です。

上の写真は、歴史ある建物のほんの一部を写したものです。こういった歴史的建造物が多くあるのがまた魅力です。

今回のオープンキャンパスに行けなかった受験生の皆さんは、また夏に開催されるオープンキャンパスには必ず参加して、同志社大の「今」と「歴史」をその目でご覧頂きたいと思います。

明星中・近畿大学附属中 塾内説明会を開催

2014年4月11日 金曜日

開成教育グループでは、受験希望の方はもちろんのこと、受験校決定の参考にとお考えの方を対象として、私立中学校にお邪魔をしての説明会開催を企画しました。

2014年4月には、次の2校の説明会を開催する運びとなりました。開成教育グループに在籍されていない一般の方々もご参加頂けます。ご参加ご希望の方は、下記の日時等をご確認の上、当塾HP内の申込フォーム(下記にリンクを貼っております)からお申込みください。

①明星中学校
日時:2014年4月26日(土) 13:00~14:30
場所:明星中学校
対象:小学4~6年生の生徒及びその保護者
内容:学校説明、校内見学

②近畿大学附属中学校
日時:2014年4月27日(日) 14:00~15:30
場所:近畿大学附属中学校
対象:小学4~6年生の生徒及びその保護者
内容:学校説明、校内見学

お申込み:こちら(https://www.kaisei-group.co.jp/entry_event/)から

なお、明星中学校・近畿大学附属中学校ともに、説明会終了後は学校・校舎見学会も実施いたします。是非この機会に足をお運び下さい。生徒の皆様のご参加も大歓迎です。

2月時点就職内定率 ますます差を広げる「女子」「理系」

2014年4月10日 木曜日

文部科学省および厚生労働省はこの程、大学・短大等の就職内定状況を発表しました。今回のエントリーは、2月時点の大学卒業者の就職内定率データと状況をご紹介いたします。

下のグラフをご覧ください(画像をクリックすると拡大します)。

今回発表されたのは2014年3月卒業予定で就職を希望している大学生の就職内定率です。

2014年2月1日現在で82.9%、昨年同期比1.2ポイント増となり、3年連続のポイントアップとなっています。昨年同時期の集計において、企業が新規採用に積極的になってきた様子が伺えましたが、今年度に入りますます良好な採用状況になっていることを思わせるデータとなっています。

厚労省の推計値によると、大学の2014年3月新卒予定者数は56万3千人(昨年55万5千人)。この内、今回のこの調査時点での大学就職希望者数は42万8千人となっています。

この大学就職希望者数というのが、年間数回の調査を重ねる度に減っていくのが毎年の流れなのですが、その減り幅が2年前を軸にして考えると、昨年・今年と若干緩やかになっています。以下、今年度数度に渡って調査された際の大学就職希望者数です。参考までに、昨年度・一昨年度の値と比較しながら見てみましょう。

10月1日調査時点 44万1千人(昨年同期42万5千人・一昨年同期42万5千人)
12月1日調査時点 43万3千人(昨年同期42万3千人・一昨年同期41万6千人)
2月1日調査時点 42万8千人(昨年同期41万7千人・一昨年同期40万6千人)

10月から2月の差 1万3千人(昨年同期8千人・一昨年同期1万9千人)

10月から2月の間に実に約2万人も減っていた一昨年度に比べ、昨年度は8千人、今年度も1万3千人の減少に留まっています。2年前は新卒予定者の中で就職を諦めたり、大学院や専門学校などへ進学するなどの進路変更をした、という方が多く出ていた反面、昨年・今年と就職にまっすぐ向かった学生が多く出ていることが推測されます。

不可解なのは、私立大の率が上がっている(前年+2.2ポイント)一方で、国公立大の率が2年続けて下がっている(前年-1.6ポイント)、という点です。

国公立大・私立大、それぞれ男女別の就職内定率を見てみましょう。

国公立大 男子82.8%(昨年85.8%) 女子87.2%(昨年87.1%)
私立大 男子82.1%(昨年80.0%) 女子82.5%(昨年80.3%)

国公立大女子は何とか昨年並みの水準を保っていますものの、男子の下落がなんと-3.0%となっており、思いっきり足を引っ張っていることがわかります。

男子の厳しい就職状況は何も国公立大でだけ起こっていることではありません。男女の就職内定率全般にもこの3年で大きな変化が出ています。以下の数値は、男子・女子に分けて集計した就職内定率状況です。

男子全体 82.2%(昨年81.3%・一昨年80.7%)
女子全体 83.7%(昨年82.0%・一昨年80.3%)

2年前の調査では男子の就職内定率が女子よりもかろうじて高かったのですが、2年連続で男子の伸び幅よりも女子の伸び幅が上回り、昨年に引き続き男子よりも女子の就職内定率が高く出ています。しかも、その差は1.5ポイントと、かなりの開きがあります。

昨年以上に、女子の強さが光っています。

続いては文系・理系どちらが強いのか?についてです。今回はグラフでのご紹介はしていませんが、文系・理系別の就職内定率も明らかになっています。

文系 81.2%(昨年80.4%・一昨年79.4%)
理系 90.7%(昨年87.5%・一昨年85.6%)

ということで、一昨年でも約6%の差をつけて理系が有利だった所に加え、昨年・今年と更にまた差が広がる形で文系を突き放しています。

「理系強し」の傾向はまだまだ続きそうです。

ここ2年続いている傾向として「女子」「理系」が強く、しかも「男子」「文系」との差は昨年以上に開いている、とまとめられます。

和歌山信愛中高 大学合格実績において開校以来の快挙

2014年4月9日 水曜日

和歌山県内唯一の私立女子校である和歌山信愛中高では、2014年度大学入試合格実績において「開校以来の快挙」が生まれたようなので、ご紹介を致します。なお、同校は当ブログでは初めてご紹介を致します。

今春の大学入試合格実績ですが、現役で国公立大医学部医学科に3名(和歌山県立医科大、山口大、香川大)が合格したのに加え、帯広畜産大の獣医学科にも1名合格を果たしているとのことです。

また、難関国公立大である旧帝大(名古屋大2、大阪大1、神戸大2、九州大1)やお茶の水女子大(1)といった所にも合格者を輩出されています。

これらも含め国公立大には今春79名の現役合格者を出し、実に卒業生252名の1/3を占めています。また、すべてのクラスから国公立大の合格者が出ている、とのことです。

同校では、随分前から学校改革に着手をされており、学校挙げての取り組みが結実したと言えるでしょう。

そんな和歌山信愛中高ですが、中学入試に向けたイベントとして早くも「信愛フェスタ」というオープンスクールを開催されます(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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和歌山信愛中 信愛フェスタ(2014年5月10日(土)・11日(日)実施)

日時:2014年5月10日(土)14:00~・11日(日)9:30~
内容:ガイダンス、各教科の体験授業、クラブ体験

※事前申込制(4月30日(水)締切、先着順)
※両日とも同じ内容なので、ご都合の良い日をお選びください
※体験授業は2つ選択可能
※お申込み等については、添付画像をクリックして現れるPDF文書でよくご確認ください

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先ごろには新校舎も完成し、ハード面においても注目すべき点がある同校。そんな新校舎の見学も兼ねて、ぜひこの信愛フェスタにご参加ください。

京都産業大 3月29日オープンキャンパス当日の様子

2014年4月8日 火曜日

こちらのエントリー「京都産業大 2014春のオープンキャンパス」でご紹介をしました、京都産業大が2014年3月29日(土)に開催されたオープンキャンパスの様子をご紹介します。

よく晴れた日の開催とあって、非常にすがすがしい気持ちでキャンパスを回ることができました。

キャンパスツアー受付付近の様子です。

大きな会場での全体的な学部説明の後、小さい教室に分かれて各学部の詳しい説明をお聞きする、という流れになっていました。上の写真は、この4月より学科構成を大幅にお変えになる外国語学部の説明会場の様子です。

今回の学科の大幅な改組についてはこちらのエントリー「京都産業大 2014年度より外国語学部内の学科を再編へ」でご紹介をしていますので、そちらをお読み頂くとしまして、今回の大幅改組の「狙い」についてお話を伺うことが出来ましたので、そちらをご紹介致します。

今回、「外国語学部」という名称は変更になっていませんが、英名である「Faculty of Foreign Languages」が「Faculty of Foreign Studies」に変更になっているそうです。日本語での学部名を変更していないのは「慣れ親しんだ、十分浸透した名前である」ことがあってのことだそうですが、英名の変更には「語学以外の部分もさらに提供していく」意志の表れ、だそうです。それが学科の構成やカリキュラムの変更に現れている、ということになります。

この外国語学部では、明確に「グローバル人材の育成」を目標に挙げられています。語学をマスターすることだけが「グローバル人材」の条件ではない、ということが上の写真で挙げられています。

全学部が一つのキャンパスに存在する「ワンキャンパス」が魅力の、京都産業大のオープンキャンパス当日の様子でした。

同志社女子大 質の高い看護師の育成を目指して

2014年4月7日 月曜日

同志社女子大が2014年3月23日(日)に開催されたオープンキャンパスにお邪魔してきました。

今回のオープンキャンパスは今出川キャンパスと京田辺キャンパスの両キャンパス同時開催ということでしたが、看護学部が設置予定となっている京田辺Cに今回はお邪魔をさせて頂きました。

当日ですが、まず大学紹介・入試説明というプログラムで全体的な説明が行われ、その後各学部・学科に分かれて学科紹介とミニ講義が行われる、という形式で進行しました。

大学紹介・入試説明の部分でお聞きした内容のうち、少しだけご紹介を致します。

2014年3月卒業生の就職率は現在集計中で、4月末には判明予定となっています。大学全体の就職先として伝統的に多いのが「金融・保険業(2012年度生実績17.0%)」なのですが、薬学部が誕生して以降「卸売・小売業(同22.0%)」の占める率が伸びているそうです。これは、薬学卒業生の主な就職先であるドラッグストアがこのカテゴリーに分類されるため、とのことです。ちなみに、2012年度生で最も多い採用人数となっているのが三菱東京UFJ銀行(23名)です。

薬剤師国家試験結果が3月末に判明するため、就職率と同じく2014年3月卒業生の合格率も後日判明することになります。薬学部志望の受験生はこういった合格率の部分もしっかりとチェックするようにしましょう。

同志社女子大の強みの1つである「管理栄養士」の話題です。今年卒業者の管理栄養士国家試験合格率は100%で、久々とのこと。2012年度97.4%、2011年度98.9%、2010年度97.6%、2009年度98.6%と、過去も100%に近い合格率を維持していますので、管理栄養士希望の方は「鉄板」の大学ですね。

さて、ここからは2015年に設置を予定されている看護学部(仮称)についての話題です。

定員80名、京田辺Cに設置予定としている看護学部。看護学部新設が相次ぐ中であえて参入する理由として、「社会的ニーズの高まり」に加えて、以下にあるような「同志社と看護の間にある歴史的背景」を挙げておられました。

①新島襄は同志社英学校の他に、同志社病院と京都看病婦学校を1887年に創設している
②新島襄の妻八重は、日清戦争と日露戦争の際に篤志看護婦として従軍した

同志社女子大は、看護学部で「高度な知識・技術と豊かな人間性を兼ね備えた『質の高い看護師』を育成」することを目指されます。そして、看護師を育成する過程で、同志社女子大の3つの教育理念が看護師として必要な要素としても重要になってくる、ということを強調されておられました。

①キリスト教主義 = 愛
②リベラルアーツ = 知
③国際主義 = 他者理解

これら3つの教育理念を礎として、現場に対応し得る看護実践能力を修得するために、次の点に特徴を持たせられます。

①「講義」「演習」「実習」の段階的履修
②これらを有機的に結び付ける、少人数の「看護実践総合演習」

そして、取得可能な資格・免許(予定)は、看護師国家試験受験資格・保健師国家試験受験資格・養護教諭一種免許状 等が予定されています。

気になる設備面のお話です。京田辺Cでは看護学部専用の新校舎を現在建築中で、専門分野ごとに「基礎」「成人」「母性・小児」「老年」「在宅」「地域」といった各分野の実習室を設けることで医療現場での臨地実習と直結させることになっています。

最後に、看護学部の2015年度入試に関しての情報です。

(さらに…)

同志社系列中高合同学校説明会 当日の様子

2014年4月4日 金曜日

こちらのエントリー「同志社系列中高 2015年度入試に向けて早くも始動」でご紹介をしました、西宮で開催された同志社系列中高 合同学校説明会にお邪魔をしてきました。

上の写真の通り、当日は同じ会場で午前に立命館附属校合同説明会が、午後にはこの同志社系列中高合同説明会がそれぞれ開催されるという、とても興味深いことになっていました。

上の写真のとおり、発表は同志社国際中高・同志社香里中高・同志社女子中高・同志社中高の順に行われました。

同志社国際中高は、「帰国生受け入れ専門校」として1980年に高校が開校したということで、同志社系列中高では一番の「後発」の学校です。上の写真にもありますように、帰国生が全体の2/3を占めています。そんなこともあって、中1で英検1級をとったり、中2でTOEFLが630点オーバーの生徒が2人いたりと、恐ろしくハイレベルな英語力を持つ生徒が在籍しています。

続いての同志社香里中高ですが、同志社大・同志社女子大へ内部進学する率が今回ご紹介する4校の中で最も高い95%ということで、来る内部進学に向けて中学段階から各種検定試験に取り組ませている、といったお話がありました。もちろんそれだけではなく、「確かな学力」「自ら考え、判断し、行動する力」を養成するための活動についてもお教え頂けました。

続く同志社女子中高ですが、系列4中高の中で「唯一の女子校」であるのと同時に、「唯一のコース制導入校」という、大変カラーがはっきりしている学校です。特に、外部国公立大学理系学部の合格を目指すWRコースは、土曜日も授業があり、長期休暇中もしっかりと特別講習が設けられているなど、かなりしっかりした進学指導が行われています。一方LAコースは同志社大・同志社女子大への内部進学を念頭に置きつつも、外部大学の受験も可能であり、理系のみとなるWRコースとは違って文系・理系の選択が可能になっているなど、WRコースより多様性を重んじておられます。

ラストにお話頂いた同志社中高ですが、特に「教科センター方式」という、近畿地区ではなじみが薄い形態を採用して教育を行われています。そんな特徴的な方式が支持を得ており、近畿地区でもちょっと遠方になる兵庫県や、こちらも通いにくいはずである愛知・岐阜といった所からも通学してくる生徒がいる、ということになっています。

今回の説明は各校とも「教育理念」「目標」「特色」といった、基本的な話が多く、西宮周辺の皆さんへの「ご挨拶」程度に留まっています。今回参加された受験生・保護者の皆さんはこれをきっかけにして、4つの系列校それぞれが開催する説明会等に足を運んで、もっと詳しい情報を得ていくことになると思います。

親和女子高 2015年度より高校入試を再開へ

2014年4月3日 木曜日

神戸市灘区にある親和女子高では、2006年より募集を停止していた高校入試を、2015年度(現中3生)より再開されることとなりました。

以下が、高校入試再開に関して告知をしている文書になります(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

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親和女子高 高校入試再開

募集定員:30名
コース名:高校スタートクラス
特徴:
・高校1年生では、高校入試を受けて入学した人だけの「高校スタートクラス」を設置
・高校2年生からは、他のクラスと合流し、文系・理系に分かれて学習
・クラブ活動についても積極的に参加を促す
3年間の流れ:以下の画像の通り(画像をクリックすると拡大します)

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高1では、高校入試を経て入学した生徒だけで1クラスを構成し、その後高2より文系・理系にわかれ、中高一貫で上がってきた方たちと一緒に学習することになるようです。

難関も含め、特に国公立大への進学を強く意識した3年間の流れになっているのが特徴です。

入試科目数等についてはまだ情報が明らかになっていません。続報を待ちたいと思います。

立命館附属校合同説明会 当日の様子

2014年4月2日 水曜日

こちらのエントリー「立命館附属小中 合同説明会を開催」でご紹介をしました、西宮で開催された立命館附属校合同説明会に行ってまいりました。

今回の説明会は、立命館小に加え、立命館中・立命館守山中・立命館宇治中の3中学が説明をされるものとなっており、高校部分に関してのお話はほとんどありませんでした。

上の写真の通り、当日は同じ会場で午前にこの立命館附属校合同説明会が、午後には同志社系列中高合同説明会がそれぞれ開催されるという、とても興味深いことになっていました。

まず立命館小のご説明があり、その後立命館中・立命館守山中・立命館宇治中の順に説明が進みました。

立命館中の特徴として、早くから「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に認定されるなど、理系教育に力を入れられている点があります。SSH認定後は、全国約200校もあるSSH指定校の中で重点校として数十校しか認定を受けない「コアSSH」に指定されるなど、立命館中高の理系教育は文部科学省のお墨付きです。

そんな立命館中高ですが、今年2014年の秋には現在の深草(京都市伏見区)から長岡京への校地移転が予定されています。来る2015年度入試においては「新校地」の効果でかなりの人気増となるのではないでしょうか。

続いては立命館守山中、というところで、気の毒に思えるくらい多くの参加者が退席をされてしまいました。上述のように、立命館中は長岡京に移転となるため、西宮周辺からでもまだ「通える」範囲ですが、さすがに滋賀県守山市となると・・・、ということでしょうか。

立命館守山では「外部大学受験に対応出来るよう、成績を伸ばしている」というお話が印象的でした。昨年、高校のフロンティアサイエンス(FS)コース1期生が大変良い大学合格実績を出されたことを受け、今年2014年度入試からは中学でもFSコースを設け、6年一貫で外部大学に向けた取り組みを行うことに着手されています。この件についてはこちらのエントリー「立命館守山中 新コース設置・新入試制度導入へ」で詳しくご紹介しています。

最後は、立命館宇治中のお話です。最近、特に2013年の一年を通して、近畿ローカル・全国ネット含めた様々なテレビ番組や、雑誌等で立命館宇治が取り上げられている事をご紹介いただきました。特にIB認定校としての側面が今注目を集めているようです。IBの他にも、校長先生が外国から来られた方であったり、帰国生が20%を占めていたりと、世界に触れる、あるいは世界へ飛び出していくための下地を作るには絶好の学校かと思います。

と、立命館中・立命館守山中・立命館宇治中は三者三様の教育内容を行われていることがはっきりした説明会でした。「立命館」と一括りにしてお考えになっていた西宮周辺の受験生の保護者の皆さんにとって、認識を改めるよい機会になったのではないでしょうか。