流通科学大 学部・学科・コースを大幅刷新

2014年6月30日 月曜日

流通科学大の高校・予備校対象説明会に行ってまいりました。

大学概要です。

この大学は、ダイエー創業者の中内功氏により1988年に設立された、流通を科学的に研究教育する大学です。

今春就職率は98.2%で、全国平均94.4%に対して3.8%高いだけでなく、卒業生総数から進学希望者を引いた者に対する就職率としては81.0%で、こちらは全国平均の68.0%に対し13%も高くなっているなど、就職にはめっぽう強い大学です。

タイトルにもありますが、2015年度より新学部・学科・コース体制とされます。これまでの「商学部」「サービス産業学部」「総合政策学部」の3学部体制から、以下の3学部・7学科・16コース体制へ大きく変更となります。

商学部
経営学科 リテールマネジメントコース、経営戦略コース、会計コース
マーケティング学科 マーケティングコース、流通システムコース

人間社会学部
人間社会学科 社会システムコース、生活文化コース、心理コース
観光学科 観光事業コース、ホテル・ブライダルコース
人間健康学科 健康マネジメントコース、スポーツ健康コース

経済学部
経済学科 現代経済コース、地域まちづくりコース
経済情報学科 経済情報コース、情報システムコース

この大きな学部・学科の変更にともない、2015年度入試では全ての入試方式において、7つの学科ごとに出願することとなります。

AO入試では、2015年度入試より一次選考(書類審査)と二次選考(面接)を統合し、全員が面接を受験することとされます。志望理由書+課題レポート+面接で判定されます。

公募制推薦入試は「英or国100点+評定40点+面接60点」で判定されます。筆記試験は1科目で済みます。面接の質問内容は主に「高校時代に力を入れたこと」「大学生活でやりたいこと」「志望理由」だそうなので、対策の際の参考にして下さい。

なお、12月の公募制推薦後期を廃止し、自己推薦入試に変更することも明らかになっています。

一般入試は「3科受験⇒2科で判定」する一般入試1、英語か国語の1科目で判定する一般入試2。の2種類があります。

センター試験利用型入試では、一定の条件を満たした受験生全員に対し、授業料全額または半額を4年間継続免除(継続要件として各年次での修得単位数が設けられているが、成績基準要件はない)する制度があります。以下が基準です。

全額免除 2科目型 得点率70%以上、3科目型 得点率59%以上
半額免除 2科目型 得点率65%以上、3科目型 得点率54%以上