追手門学院大手前中高 国公立大合格者数が前年比1.6倍

2014年8月8日 金曜日

追手門学院大手前中高の塾対象説明会の様子をお伝えします。

教育内容です。

同校では以下5つの教育に注力し、それぞれの力を養成されています。

①21世紀型 質の高い学力教育 ⇒ 解決力
②豊かに生きる コミュニケーション教育 ⇒ コミュニケーション力
③時代に対応する グローバルキャリア教育 ⇒ 英語コミュニケーション力
④新しい価値を作る ロボットサイエンス教育 ⇒ 創造力
⑤前向きな推進力 主体性教育 ⇒ 成長力

中学には以下3つのコースがあり、それぞれの目標が異なっています。

SSコース
学習に超特化したカリキュラムにより、卓越した学力を養成し、難関国公立大及び医歯薬系大学への進学を目指す

特進コース
ハイレベルな学習内容によってさらに高い学力・学び続ける力を身につけ、国公立・難関私立大への進学を目指す

進学コース
特進コース同様、多様な学習方法の活用により、入学以降の「伸び」を実感できる指導でステップアップを図り、有名私立大・追手門学院大への進学を目指す

大学合格実績です。

国公立大合格者数は以下のように推移。国公立大は前年比1.6倍もの合格者数を出しています。

2014年度23名 2013年度14名 2012年度17名 2011年度11名 2010年度4名

上記の他、関関同立49名(2013年度23名・2012年度31名・2011年度36名)、産近甲龍45名(2013年度55名・2012年度43名)、医歯薬系11名(2013年度8名・2012年度17名)といった結果で、関関同立・医歯薬で伸びているのが良いところです。

2014年度入試結果についてです。

中学入試ですが、受験者数は全日程で255名(併設小からの受験者数35名含む)、昨年214名・一昨年253名と比べて増えました。

入学者数は106名(男子58名・女子48名)で、2013年度104名(男子70名・女子34名)、2012年度124名(男子81名・女子43名)・2011年度133名(男子85名・女子48名)から考えると連続してダウンとなっていたところからは脱しています。

2012年度入試より特待生制度(特待S:入学金免除+授業料(3年間)全額免除 特待A:入学金免除+授業料(3年間)半額免除)を新設しており、以下のような推移で過去3年入学しています。

S 2014年度8名 2013年度10名 2012年度11名
A 2014年度4名 2013年度2名 2012年度4名

高校の2014年度入試結果です。

入学者数は199名で、2013年度182名・2012年度213名と好調に推移しています。

特徴点としては、外部からの受験生が大幅に増えている点があり、2012年度105名⇒2013年度124名(前年比18%増)⇒2014年度170名(前年比37%増)となっています。
 
ただ、3学年全体の在籍数が非常に多くなっており、設備面等での余裕が無くなっていることから、次年度入試では大きく合格ラインが上がる可能性が出てきています。

2015年度入試に向けてです。

中学入試に関してですが、入試日程に関しては今春のものからは変更が出ないものと思われます。

特待生についてですが、詳細については現在検討中とのことですが、これまでよりも厳しい人数制限が入るものと思われます。今後の情報にご注意ください。

高校入試に関しては、説明会開催時点では一切の発表がありませんでした。ただ、上記の通り入学者数が定員を上回る年が続いており、きっちりと規定通りの入学者数とせざるを得ない事情があります。合格に必要となるレベルが大きく上昇する可能性があります。