近江兄弟社中高 学校名は現行のままの予定

2014年9月22日 月曜日

近江兄弟社中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

当ブログでは初めてご紹介する学校です。

説明会の冒頭に、春に報道された校名変更の件について、続報が伝えられました。校名は現行のままとし、法人名に創立者のヴォーリズの名をつける、という方向で協議が進んでいるそうです。正式な発表までもう少しかかるようですから、待ちたいと思います。

中学からの高校合格実績についてです。

年によって差はあるものの、毎年だいたい半数が併設高校に進学している一方、県内トップクラスの公立高校に毎年合格を出しているのが魅力的です。

膳所17名(昨年13名・一昨年13名)
彦根東18名(昨年11名・一昨年22名)
八日市14名(昨年9名・一昨年3名)
石山6名(昨年1名・一昨年7名)

2014年度入試結果ですが、中学入試のみご紹介します。中学校は152名定員のところ179名が入学し、今春は例外的に予定より1クラス多い5クラスで運営されています。

2015年度入試に向けた情報です。

中学入試は3回で、位置取りは今春と全く同じとなっています。

A日程は県立中の合格発表日ということもあり、同3中学校との併願者が多く受けに来ている様子。県立中の押さえにするのであれば、A日程併願よりB日程専願の方が合格しやすいのでそちらに、とのことでした

3回目となる2/14のC日程は、A・B日程終了後に定員に空きがあるときのみの実施、とのことです。過去数年では実施していない年の方が多いとのことなので、ご注意ください。

面接は保護者同伴、自己推薦は面接不要、となっています。

高校入試に関する情報です。

定員355名で変更はありません。国際コミュニケーションクラスは専願のみの募集で、英300・国200・他は各100の800点満点換算。問題は他クラスと同一のもの、となっています。

回し合格の制度も採用されていますが、回し先はグローバルクラスのみとなります。

9科評定と当日試験を500点満点に換算した得点でもって合否判定が行われます。二つの比率は以下の通りです。

専願 評定4:当日6
併願 評定3:当日7

複数在籍者の授業料減免及びファミリー奨励金は、次のような規定となっています。

・同一家族で2名在籍の場合、授業料20%減額
・同一家族で3名以上在籍の場合、授業料30%減額
・入学者の親が本学園の卒業生である場合と、入学者の兄姉が同高等学校の卒業生である場合は、入学金の10%を入学後奨励金として交付

学外推薦(指定クラブ)及び併願受験者以外は全員に面接が行われるのですが、出願期間終了後に面接時間等が中学校に連絡されることになっています。面接は次のような形で実施されます。

・学内推薦・一般専願者は5名・15分のグループ面接
・帰国・国際コミュニケーションクラス、アバンダントクラス(単位制)受験者は5分の個別面接
(ただし、国際コミュニケーションクラスは一部英語)

指定クラブ対象の推薦ですが、卓球(男女)と陸上(男女、短・中距離のみ)の2つが新たに追加されます。指定クラブの制度を使って近江兄弟社高への入学を考えている方は、通っている中学校の先生にご相談下さい。