大阪薫英女学院中高 中学に「選抜留学奨学生」新設

2014年10月15日 水曜日

大阪薫英女学院中高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

タイトルにもあります通り、中学において「選抜留学奨学生」が新設されます。

グローバル化の時代にふさわしい真の国際人として世界で活躍する女性を育成することを目的として、入試段階で成績優秀な者を「選抜留学奨学生」として迎え入れる、というのがこの制度の主旨となっています。

将来的な目標や内容は次の通りです。

①英検1級取得・TOEIC900点
②国公立大・難関私大を見据えたプログラム
③海外大学進学を見据えたプログラム(TOEFLiBT100点・IELTS7.0)

また、この奨学生に選ばれた場合、以下の特典が保障されることになっています。

①入学が確定した段階で選抜留学奨学生としての入学を確約
②留学奨励金(62万円)給付(中学3年次)
③留学前の国内語学研修(立命館アジア太平洋大)の費用免除
④帰国後の「論理コミュニケーション授業(慶應大教授陣監修)」の費用免除
⑤帰国後の各種特別対策(語学検定・大学受験)

同奨学生の資格を得るには、「プレテスト得点率70%以上の者の中から、上位10名」「A日程入試成績上位 若干名」のどちらかに入る必要があります。前者の場合、プレテスト結果送付の際に「エントリーシート」が同封されるので、12/20までに学校へ送付するとエントリー完了となります。

高校についても簡単に触れておきます。高校でのコース設定及び概要は以下の通りです。

国際科(SA・SE)
「英語を話せる人生」を高校時代に築き上げる。留学による自己変革は25年目を迎えさらに飛躍。英検1級・準1級の大量合格のために、留学帰国後に選抜チームを組織、1級は5名以上、準1級は50名以上出す学校にする。TOEFLiBT(100)・TOEIC(900)・IELTS(7.0)にも挑戦。国公立及び難関私立大、海外の大学への進学を目指す。

英語進学
短期留学(オプション)での英語力のジャンプアップ。国内語学研修の実施。英検準1級の合格者を出す。関関同立をベースに第一志望合格を。

文理特進
国公立・難関大へ挑戦。HR集団の結束とこべつのきめ細かい指導のため、行事づくりを通した一人ひとりの能力開花やモチベーションアップを図り、個別の面談指導や手帳を活用した学習管理を行う。文理特進独自プログラムとして、「エキスパート講座」「スぺシャルサマーセミナー」「到達点・課題分析・目標設定の確認」を行う

総合進学・ST
学習と行事を通して、感動を体験する高校生活を送ってもらう。STはトップアスリート(陸上・バスケ)が集まるコース。クラブ活動の活性化と、多様な進路実現に向けたキャリア教育の充実と指定校推薦枠の確保を行う。

2015年度入試情報です。

中学入試ですが、日程は1/17土、1/18日、1/19月、1/21水、1/24土の5回。午後入試は全て廃止されました。

2科・3科・4科選択の入試とされていますが、3科・4科の受験生は2科の点数も算出し、得点の高い物で判定してくれることになっています。なお、3科型は国算英と、英語を使える点に注目です。

英検3級以上の保有者は推薦入試を実施(A日程専願に限る)して下さいます。当日試験に変更が生じており、昨年までは作文(6~800字)と面接、だったが、2015年度入試より「国語+面接」となることになっています。ご注意ください。

高校入試に関しては、特に変更点はありません。「文理特進特別奨学制度」もあり、当日の点数で専願・併願問わず審査して頂けます。