大和大 政治経済学部の設置認可が決定

2015年8月31日 月曜日

こちらのエントリー「近畿地区私立大 2016年度開設予定の新学部・学科」では、2016年度に新設等が予定されている学部・学科等の情報をご紹介しました。

その中の1つ、大和大が政治経済学部を新設される、という件ですが、本日付で政治経済学部の2016年4月設置が認可されたようです。今回のエントリーでは、大和大 政治経済学部について詳しくご紹介を致します。

西日本初となる政治経済学部として誕生するわけですが、学科構成なども含めた詳細は以下の通りとなっています。

学部:政治経済学部
学科・コース:
政治行政学科(60名)
政治コース、行政コース

経済経営学科(120名)
経済・経済分析コース、国際経済コース、経営戦略コース、起業・事業承継コース、金融・会計コース

以下のような点に力を入れて教育を進められるようです。

・政財界の第一線で活躍する政治家・経済人による月1回のリレー講義を展開。
・関西を代表する企業による毎週1回の実学講座を実施。
・政治と経済を横断的に学ぶ西日本唯一の学部。
・少数精鋭で未来のリーダーを育成。未来の日本を担う人材を育成。
・1年次から始まる臨場感あふれる学び体験。
・学部生としては初めて松下政経塾での合宿研修。未来の日本を担う人材を育成。
・資格取得を強力にサポート。独自の国家資格取得や就職対策講座を開催。
・西大和学園の海外系列施設が完全バックアップ。充実した留学プログラムを展開。

大和大の総合大学に向けての歩みは、まだまだ続きそうです。

 

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開成進学フェア 中身を更に充実して今年も開催!①

2015年8月28日 金曜日

開成教育グループが総力を結集して実施している「開成進学フェア」ですが、今年の大阪会場は9月22日(火祝)で開催することが決定しました。

今回のエントリーも含めた数回に分けて、この「開成進学フェア」の魅力をご紹介したいと思います。

まずは、大阪会場の開催日や会場などについてご紹介したいと思います(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。


開成進学フェア 大阪会場

日時:2015年9月22日(火祝)10~17時(一部イベントは16時まで)
場所:マイドームおおさか
内容:私立中高進学説明会、ためしてハッケン!まなびステーション、中学入試分析会、高校入試分析会(大阪・兵庫県第2学区)、公立高校/咲くやこの花中学 教育講演会、開成NET お楽しみコーナー、KAISEI Autumn Music Fair


昨年までの内容に加え、今年は「ためしてハッケン!まなびステーション」と「KAISEI Autumn Music Fair」を新たに実施することにしています。

各内容に関する詳しい中身などについては、今後のエントリーで徐々に明らかにしていきたいと思いますので、お楽しみに!
 


 

 

立命館大 入学試験受験前予約採用型奨学金

2015年8月27日 木曜日

立命館大が実施をしております、同大への入学を強く志望する者に入学後の経済支援を行うことを目的として導入されている「入学試験受験前 予約採用型奨学金」についてご紹介を致します。

制度の詳しい中身については以下にご紹介する文書でご確認下さい(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

一般入学試験の受験前に奨学金の採用候補者を選考し、入試で合格すれば晴れて正式採用となる、というステップを踏むものなのですが、「専願ではなく、他大学との併願が可能」という点が大きな利点となっています。

今春入学生までは、年収の条件の他に「一定以上の評定」を必要としていたこの制度ですが、来春入学生からについては評定の基準が廃止となっています。

詳しい内容は上でご紹介をしている文書内にも記載されていますが、詳細は必ず募集要項でご確認下さい。要項については、立命館大の入試情報サイトに掲載されています。

 

 

大阪学芸中高 新設の附属中に関する続報

2015年8月26日 水曜日

大阪学芸中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

こちらのエントリー「大阪学芸高 附属中を2016年4月に開校へ」でご紹介をした、大阪学芸高等学校附属中の続報を中心にご紹介をします。

各校とも中学入試での募集が厳しい昨今、あえて中学校を開校するに至った経緯や理念は以下の通りとなっています。

①地元公立中に成り代わって「静かで落ち着いた学習環境」提供
元気で充実した小学校生活を過ごしてきた児童に、中学校でも「静かで落ち着いた学習環境を提供し、いずれは附属高の7つのコースのリーダーとなるべく育成。高校進学後は内部進学生のみのクラスは設置しない。素行不良・学業不振者は内部進学を認めない。

②6年後の大学入試改革を見据えた基礎を作るなど、独自の「21世紀型教育」の実践
座学を重視した「基礎学力」の定着を徹底し、アクティブラーニングやクラブ活動・学校行事への積極的な参加の下地を作る

新設の中学校では週35時間授業、先取り学習はせず中学内容をしっかり時間をかけて学習することとされています。その結果、中学3年分の内容を2.5年間で終える「先取り型」の学校では3,413時間をかける一方で、同校では3,675時間かけてじっくりと学習を進めるということになり、中学内容を丁寧に扱う、という姿勢になっています。また、習熟度別クラス分けも採用しないとのことで、地元公立中の運営方法とほぼ同じ、ということになります。

そんな中でも、英語教育に関しては重視をされており、「週6時間の英語授業」「週2時間の総合的な学習の時間を『国際理解教育』として位置づけ」「海外修学旅行・希望制の語学研修」といったものを準備されることになっています。

2016年度入試に向けた情報です。

募集定員は80名。1/16土・2/11木祝・3/5土の3回の入試を実施されます。

一般入試(国数)・英語資格入試(作文)・特技入試(算国+実績の得点化)・帰国子女入試(算+英or国)の4通りの入試を用意。一般入試以外は全て専願かつ事前の「受験資格確認」申請が必要となっています。詳しくは次の通りです。

英語資格入試(この入試のみ奨学金制度あり)
英検3級以上、JET1・2級、TOEIC Bridge120点以上のいずれかを取得していること

特技入試
数検3級・英検3級、クラシックバレエ・ピアノ・芸能などで顕著な実績、体操・女子柔道・空手などで顕著な活躍、をした者が対象

帰国子女入試
海外の現地校や、インターナショナルスクール、日本人学校などに1年以上在籍した者

英語資格入試における「作文」は、与えられたテーマについて自分の考えをわかりやすくまとめるもので、600字の予定。また、テーマは「学校生活に関するもの」が選ばれる予定となっています。

算国の問題についてはすでにサンプル問題が公表されており、小学校で学んだ基本的な学習内容の定着が見られることになっています。「60%」が合格の目安ラインとされるそうです。プレテストも10月から12月で4回も実施され、そちらでも問題の傾向になれることが出来るので、大いに利用してほしいと思います。

また、すべての入試方式・日程で面接(保護者同伴)が実施され、選考の際重視されることも明らかになっています。

ネット出願の導入が予定されており、プレテストから実用化されるとのことです。

ついでですので、大学合格実績についてご紹介したいと思います。

今春は、国公立大14名・関関同立93名・産近甲龍212名・4女子大41名、という実績となりました。特に特進コースからの関関同立合格者数は増えたものの、国公立大のトータルが減少。また、女子比率がアップしていることもあり、4女子大の合格者数が大きく増えているそうです。

高校入試での合格ラインが大きく上がった学年が現在高3生となっています。レベルの高い生徒が多く入学しているそうなので、来春の大学合格実績に期待が寄せられるところです。

高校入試についてもご紹介を致します。

専願・併願ともに面接を実施しており、次年度の実施日は2月11日(木祝)の実施となっています。専願は個人、併願は8名グループです。

また、英検準2級以上の取得者を対象とした入試での優遇あり。英語の当日試験の点と、準2級80点、2級以上100点と比較して高い方を英語の持ち点とする制度も導入されています。今春より新設された制度なのですが、導入初年度の今春は2級1名・準2級20名が受験した、というご報告がありました。

奨学生制度は、「当日の成績上位300名に入学金20万円を免除」「入試成績優秀者には専併問わず授業料免除」といったものがありますが、特技コースは対象外となっていますので、ご注意ください。

上記の他にも奨学金・特待生制度があるのですが、特に「他府県から入学した場合、入学金全額免除」というユニークなものがあります。大阪府以外からの進学を考えている方へ対する金銭的な援助があるのは、他校にない点です。

 

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奈良育英中高 高校は近畿で5番目に多い受験者数

2015年8月25日 火曜日

奈良育英中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

教育内容です。

奈良育英は、中高ともに多彩なコース設定とされているのが大きな特徴です。それぞれ以下の通りとなっています。

中学校
選抜
・難関国公立大を目指し、平日は16時半(7限)まで授業を行う
・学習とクラブ活動の両立が可能(18時まで補習・クラブ活動)
・ネイティブによるオールイングリッシュ授業を実施し、高校の国際理解Gコースへ対応する
総合
・学習習慣と基礎学力の定着を主眼に置く
・学習とクラブ活動の両立が可能
・ネイティブによるオールイングリッシュ授業を実施し、高校の国際理解Gコースへ対応する

高校
選抜
・難関国公立大を目指し、平日は16時半(7限)まで授業
・7限終了後、希望者は20時まで補習・自習・部活を選択可能
・学習合宿は連携大学等の施設を使って実施
・学内予備校も開校
国際理解G
・多文化共生社会を切り開くリーダーの育成を目指すべく、ニュージーランドへの3ヶ月留学を実施
・国際協働プレゼンテーション大会への参加
・「Global Action(卒業制作)」と進路の実現
高大連携S
・論理的思考力の育成に主眼を置く
・言語技術、将来を見据えた進路選択、クラブと勉強の両立、All English、英語ガイド実習 等の実施
総合進学
・基礎学力の定着を徹底させ、個性を伸ばし多様な進路を目指す
・さまざまな課題に取り組む朝学習
・クラブと勉強の両立に加え、クラブ・自主活動へ積極的な参加を促す

大学合格実績についてです。

今春は303名が高校を卒業しましたが、そのうち中高一貫生は62名となっていました。

その中高一貫生の合格実績ですが、現役ベースの実績だと62名中2名(2013年度は8名)が国公立大に合格、関関同立(同志社はゼロ)は7名で、2013年度の17名と比べると寂しいものとなっており、国公立・関関同立とも浮上が願われます。選抜コース1期生がまだ卒業していないので、今後はそちらに期待をしたいと思います。

高校からの入学生も含めたトータルでの大学合格実績ですが、浪人含む国公立大合格者数は13名(2013年度は24名)、関関同立は54名(2013年度は55名)、産近甲龍118名(2013年度は110名)と、実績は国公立でダウンも私立大では横ばいとなっています。

連携大学としては、関西大14名・立命館大2名・近畿大25名・龍谷大14名など9大学100名以上の枠があり、連携大学以外にも指定校推薦枠として同志社大2名・関西学院大3名・京都産業大1名・甲南大2名など、約400名分を保有しているなど、「枠」としては手厚いものが用意されています。

2015年度入試結果についてです。

中学入試では、受験者数が80 名となりましたが、午後入試導入によって受験者数が増えたとのことでした。結果、入学者数は41名(選抜13名・総合28名)となり、そのうち38名を専願が占めています。

高校入試での受験者数は2,724名。近畿地区で5番目、全国でも10数番目に多い受験者数で、しかも3年続けて2,700名前後の受験者数を集めておられます。

過去には2013年度で2,705名を記録し、「これまで経験したことが無い入試となった」とのことで、併設の小学校などの先生等も動員し、外部の施設も借りての入試となったという経緯がありましたが、その規模を引き継いでいるということでは、大変勢いがある学校です。

地域別受験者数で最も多いのが「奈良市833名(昨年805名・一昨年867名)」で、実に「奈良市の中3生の約30%にあたる」そうです。また、奈良県からの受験者数で90%を占めるとのことです。

最終的な入学者数は289名となりました。

次年度である、2016年度入試に向けた情報です。

中学入試では、1回の受験料で複数回の受験が可能となっているのが特徴です。また、専願のみ面接があります。

高校では、受験するコースによって入試科目数が異なってきます。選抜・国際理解Gは5科、他2コースは3科となります。また、3科受験のコースに対して回し合格判定をする際は、3科で判定されます。

 

 

大学入試 広がりを見せる「英語外部試験活用」

2015年8月24日 月曜日

先にご紹介をしたこちらのエントリー「早くも! 新大学入試に向けて変化を見せる大学」では、「広島大 AO入試で「英語外部試験利用型」を導入」「関西学院大 センター利用型入試で英語外部検定試験の活用」といったところで、「英語外部試験の活用」に踏み切られている大学をいくつかご紹介しました。

新しい大学入試では、「グローバル化に対応したコミュニケーション力の育成」を目的とし、「英語4技能を総合的に育成・評価」することに主眼が置かれ、英語4技能を総合的に評価できる問題の出題(例えば記述式問題など)や民間の資格・検定試験の活用を行うことについての提言も盛り込まれています。

このような状況を受け、入試において「英語外部試験の活用」を導入する大学が爆発的に増えています。次の表は主だった大学・入試方式における、活用対象資格の一覧となります(画像をクリックすると拡大します)。

2016年度入試からの新規実施例として挙げている例の中では「出願資格」として設定している大学が多く、これらの大学・入試方式は、一定レベル以上の英語外部資格を持つ受験生だけに門戸を開いて入試を行う、ということになります。

また、中京大・南山大・立命館大(センター利用)においては「みなし満点制度」と呼ばれる制度とされています。これは、大学が指定した英語外部試験において一定以上の級・レベル・スコアを持っている場合は、入試における英語の試験は「満点扱い」とされる、というものです。

よって、この「みなし満点制度」は「一定のスコア・資格を取得しているということは、本試験でも満点(近く)はとれるだろう」と多くの人が納得するラインが設定されていることになります。

この制度を採用するのであれば、大学側としても既存の入試制度を大きく変更する必要がなく、その上で大学が望む英語力を持つ生徒たちが多数出願してくることになり、大学あるいは学生のグローバル化に一役買ってくれるであろう受験生を容易に確保できるという利点があります。よって、今後はこの「みなし満点制度」は更なる広がりを見せることと思います。

現在高1・2の皆さんは今から英語外部試験に挑戦し、大学入試で評価されるような級・レベル・スコアを目指して見ませんか?

 

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早くも! 新大学入試に向けて変化を見せる大学
関西学院大 英語にこだわりを持つ取り組み・入試

 

 

大阪私立学校展 今年も開成教育グループが講演をしました!

2015年8月21日 金曜日

こちらのエントリー「大阪私立学校展 2015/8/15土・16日に開催」でご紹介を致しました、去る8月15日(土)・16日(日)に開催された大阪私立学校展において、昨年に引き続き今年も開成教育グループ 入試情報室が講演を担当させて頂きました。

その時の様子をご紹介致します。

大阪私立学校展は2日間の開催でしたが、その2日間ともで講演を担当致しました。

内容については2日間とも同じもので、「近年の私立高校入試の動向」「新しい公立高校入試制度の整理と注意点」といったものに加え、「学校の選び方、説明会の聞き方・回り方」といった点について各1時間のお話、とさせていただきました。

上の2枚の写真はいずれも15日(土)の回の時のもので、立ち見の方が多くおられました。立ち見で大変御辛い思いをされました方、大変申し訳ございませんでした。

2日間の講演のうち、特に上の写真の回である15日(土)の講演終了後には大変多くの保護者様にお並び頂き、個別のご相談を賜りました。

ご来場頂きました皆さんには厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。今回お話させて頂きました内容が、学校選びに際しご参考になるものであれば大変嬉しいです。

開成教育グループ 入試情報室では、今回のような講演会であったり個別相談コーナーであったりと形態は様々ですが、今後も各学校様・業者様の説明会等に出向き、社会貢献を果たしたいと考えています。

当ブログの読者の皆さまと、いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。

 

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早くも! 新大学入試に向けて変化を見せる大学

2015年8月20日 木曜日

新聞紙上でも大きく取り上げられることが多い「2020年からの新しい大学入試制度」。現在中学1年生の皆さんからの実施が予定されているこの新制度の「大学入試を変えることで、大学入学者の質的向上を図る」という趣旨を汲み取り、次年度あるいはそれ以降の入試からを対象としていち早く入試の改革を行う大学が出てきています。そんな大学の数々をご紹介し、特に現在高1・2年生の皆さんにおいては「備え」を進めて欲しいと思います。

次の図でご紹介しているのは、2020年からの新大学入試制度導入を待たずして、従来の「学力一本」での入試制度からの脱却が意図されている入試制度を導入することを発表している大学や、簡単な制度の名称等になります。

東京大・京都大の推薦・特色入試の導入は新聞紙上等でも大きく取り上げられ、賛否も含め様々な議論が巻き起こっています。それらに加え、ここ近畿地区の国立大では大阪大が「世界適塾入試」と銘打たれた入試制度が導入されます。

新たな大学入試制度は文部科学省が音頭をとる、ということもあって、やはり国公立大での入試制度変更・新導入の動きが目立ち、私立大の動きはまだあまり見られない、というのが率直な感想なのですが、そんな中でもいち早く入学者選考のポリシーを明確にし、それを入試制度に落とし込んできているのが関西学院大です。

関西学院大では、2016年度(現高3生)入試より2つの新たな入試制度を導入されることとしています。まず、「スーパーグローバルハイスクール(SGH)、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)を対象とした公募推薦入試」の実施という、「高大連携」を強く意識したものです。こちらの入試要項は一般には公開されておらず、対象となる高校にだけ告知を行うことで徹底的に対象者を限定する、という姿勢をとられています。

もう一つが「センター利用型入試で英語外部検定試験の活用」というもので、一定レベル以上の英語外部資格を持つものだけが出願可能となっている、センター利用型入試です。

同大はすでに「グローバル入試」なるものを導入して今年で3回目の入試を迎えます。この入試は特に英語運用能力に主眼が置かれたものが多く用意されていることもあって、「関西学院大は英語力がある受験生を積極的に採りに動いている」と感じます。

また、関西学院大と同じ兵庫県に位置する甲南大や甲南女子大においても、2020年からの新大学入試制度導入に至った経緯に沿った内容となっている公募制推薦入試を拡大したり(甲南大)、新たな入試制度を作ったり(甲南女子大)と、来る2016年度入試から早速動きを見せています。

 

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賢明学院中 コース・入試制度を大きく刷新

2015年8月19日 水曜日

賢明学院中がコース制・教育内容、入試制度を大きく刷新されます(画像をクリックすると拡大します)。

まずはコース制の変更についてです。

現在は「特進医歯薬理系」「特進文理」の2コース制とされていますが、2016年度入学生より「Providence コース」「Grace コース」の2コース制へと改編されます。それぞれのコースの特徴については以下の通りです。

Providence コース(30名募集)
基礎学習の習得を徹底すると同時に、問題解決力を向上させ、発展的な学習に取り組むことが出来る、向上心のある人格・高い学力を養成します。

Grace コース(60名募集)
丁寧な学習指導を通じて、学習内容の定着を図り、高校課程までの土台をしっかり築きます。生徒一人ひとりが持つ資質や個性を豊かに育み、才能の開花をめざします。

また、新たな入試制度として「タレント(才能)推薦型入試」を導入されます。学術あるいはスポーツで一定以上の成果や入賞経験等がある受験生を対象とした入試で、年内に必要書類を学校に提出し、選考の結果、受験資格が与えられた者が1月に受験可能となる、自己推薦型の入試となっています。

なお、この方式での受験を希望する受験生は、必要となる書類の提出の他に「プレテストの受験」が必要となります。プレテストは10月・11月に実施されるので、どちらか片方は必ず受験するようにしましょう。

 

 

大阪府公立高 2015年度の学区別合同説明会

2015年8月18日 火曜日

大阪府の公立高は毎年、古い学区単位や一定の地区ごとに、対象地域にある全校合同の説明会を開催されています。

今回のエントリーでは、8月4日時点で判明している、今年2015年に実施される各学区の合同説明会日程を一覧にまとめました(画像をクリックすると拡大します)。

旧第4学区で12月の実施もあるという例外があるものの、8月上旬時点で判明している限りでは、多くの学区で8月末に説明会を実施しています。

来る2016年度入試に向けても、大阪府の公立高は受験生の早期囲い込みに相当神経を使っている、そんな気がします。

また、受験生の皆さんの立場で考えてみても、入試制度が大きく変わるという事もあって、早くから情報を集めるということは大変有意義なことになるでしょう。