常翔学園高 コースによって大きく異なる取り組み内容

2015年12月14日 月曜日

常翔学園高が受験生・保護者を対象として開催された説明会にお邪魔させて頂きました。

ここ数年大変な人気が続いている同校です。下の写真の通り、今回の説明会も1000名を超える受験生・保護者の皆さんがお見えになられていました。

毎年多くの受験生を集めている魅力の一つが、様々なコースが設置されている、という点ではないでしょうか。多くの特徴的なコースがある一方で、各コースで取り組みが異なります。出願の際のコース希望(回し合格希望含む)で取り違えの無いようにしてほしいと思います。

4つのコースの詳しい中身は以下のとおりです。

スーパーコース
・1クラス(35名)編成で、2年からは文系・理系選択科目で少人数授業
・38時間授業(7限授業)+放課後学習(全員)、ハイスピード・ハイレベルで演習重視の授業展開
・週2回の予備校講座実施と定期的な実力確認
・徹底した個別指導による自主学習の定着
・クラブ活動は週2日程度の活動となるので運動系クラブは難しい(入部制限はない)

特進コース
・3クラス(120名)編成で、2年からは国公立進学のAコース、難関私立進学のBコースに分かれる
・38時間授業(7限授業)+放課後学習(選択)、Aコースはスーパーコースと同じカリキュラム、Bコースはやや3教科受験重視型にシフトする
・放課後はクラブ活動か放課後講座のいずれかを選択できるが、成績低下の場合はクラブ活動を一時停止
・補習等はスーパーコースと同じ(全員参加)
・クラブ活動は1時間ほど遅れて参加することになるが、入部制限はない

薬学・医療系進学コース
・1クラス(40名)編成
・38時間授業(7限授業)、化学(10単位)の授業を多くした理系の教育課程
(生物6単位・物理6単位)
・摂南大・広島国際大の薬学、看護学部への体験学習や、他大学の体験講座にも積極的に参加
・長期休暇中の補習・予備校講座は全員参加
・クラブ活動は文理コースの生徒より1時間程度遅れて参加
・摂南大・広島国際大の薬学、看護学部の学内推薦枠が優先され、他大学の指定校(薬学、看護学部等)は選考優先となる

文理進学コース
・6クラス(240名)編成で、うち1クラスはスポーツ推薦生徒で編成
・2年次に成績・適性によってコース移行が行われ、同時に文系・理系・スポーツのクラス編成となる
・34時間授業(6限授業)で、2年からは3教科受験に重点を置いた教育課程となり、大学リレー講義とレポート作成(大阪工業大・摂南大)
・放課後に実力養成講座が開講されるが希望者のみの参加で、長期休暇中の補習(全員)・予備校講座(希望者)も開講される
・クラブ活動や生徒会活動への積極的な参加が可能
・学園内大学へは優先(成績基準あり、薬学と看護学部を除く)

 

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