東大谷高 進学探究コースで募集定員40名減

2014年9月26日

東大谷高の塾対象説明会の様子をご紹介します。

大学合格実績についてです。

今春卒業生数は201名(女子校時代の入学者)で、75%が大学・8%が短大・16%が専門学校へと進学。短大は看護・医療系、専門学校は幼児教育がそれぞれ大半を占めるとのことでした。

国公立大合格者数は4名で、かつては2ケタあったことを考えると厳しいものがある、というのが現実です。

現高2の共学1期生は758名が入学しているので再来年は数値面で、今春は相当レベルを上げて入学者を厳選されたこともあるので、その生徒たちが卒業する3年後は合格大学名で、それぞれ期待が持てます。

学内推薦(大阪大谷大)は24%、指定校推薦は38%、外部受験は37%といった内訳で大学等へ進学されたようです。

各コースで大阪大谷大への学内推薦制度がありますが、対象となる学部に関しては以下のような規定があります。

特別進学 薬学部のみ
言語・国際 薬学部以外
進学探究 全学部

特進コースの取り組みについてご紹介を致します。

共学1期生の特進コースは250名の在籍があります。

全員センター試験を受験し、国公立や関関同立を目指すために次のような取り組みを行われています。

①月火水金を7限として週38時間授業とし、夏休み特別編成授業(3週間)もある
②月~土の7時半まで、補充授業・補習・自習があり、担任の指導や教科担当のサポートあり
③1・2年生特進勉強合宿は3泊4日で実施
④校内特別補習体制は冬休みから実施を予定
⑤模試分析会による教員相互の研鑚
⑥5教科教員の授業交流と教員の質的向上

最後に、2015年度入試情報です。

タイトルにもあります通り、進学探究で40名の減とし、募集定員を200名にされます。よって、コースごとの定員は次の通りとなります。

特別進学(80名)、言語・国際(40名)、進学探究(120⇒80名)

入試科目は5科のみとし、今春まであった「出願時に国数英の中で最も得意な教科を1つ申告、その科目は判定時に2倍」というものが廃止となります。ただし、言語・国際に限り英語は2倍の200点とした600点満点で判定されます。

また、面接を新たに開始されます。専願・併願ともに実施し、個人面接形式となります。

最後に、合否判定の際、以下の条件に合う者は合否判定の際に有利に取り扱われるということもお知らせいたします。

①部活動で優秀な成績を修めた者(言語・国際、進学探究の専願者に適用)
②英語検定3級以上の資格を有する者(全コースに適用)
③漢字検定3級以上の資格を有する者(全コースに適用)