大阪府公立高 文理学科10校の志望者平均偏差値

2015年1月19日

ここ近畿地区における高校入試ですが、私立高入試に向けて間もなく出願が始まり、京阪神の私立高入試が2/10に終わりますと、いよいよ公立高の入試が開始する、という流れになっています。

私立高の受験先についてはほぼ固まっている時期だとは思いますが、こと公立高の受験校・学科についてはまだまだ流動的な受験生が多いのではないでしょうか。

今回のエントリーでは、大阪府公立高入試の中でも特に動向に注目が集まっている「文理学科」について、受験先選択に迷う受験生に役立つような情報をご紹介します。

近畿地区の高校受験生の間で広く認知されている「五ツ木模試」での、この1年間の「文理学科志望者 平均偏差値」をまとめました(画像をクリックすると拡大します)。

1/18日に実施される第8回のデータが入っていませんが、これまでに実施された第1回~第7回の各校文理学科志望者の平均偏差値が折れ線グラフで示されています。

年間を通して8回実施される五ツ木模試ですが、特に受験者数が多いのが第6回で、データ的にも最も信頼がおける回となっています。その第6回の状況がすぐわかるよう、赤枠で囲んでいます。

こうして平均偏差値を見てみますと、北野や天王寺のように70近い値になっている所もあれば、65以下でずっと推移し続けている学校もあり、文理学科と一括りにされてはいますが、内実は学校間での難易度にはかなりの差があることがわかります。

志望者の平均偏差値が高い・低いという観点であえてグループ分けをするのであれば、第6回において平均偏差値が66~67より上の位置にある「北野・天王寺・茨木・三国丘・大手前」の5校と、65以下で団子状態になっている「豊中・四條畷・生野・高津・岸和田」の5校、の2つにくっきりと分けられます。

今後、大阪府では来る公立高校入試に向けて「進路希望調査結果」が発表され、各校・学科の人気度合がはっきりとわかります。まだ受験先でいろいろと迷っている受験生については、そういった人気面も加味しつつ、今回の各校志望者の平均偏差値を活かして受験校を選ぶようにしてほしいと思います。

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