神戸学院大学附属高 2016年度に向けて話題満載!

2015年6月1日

神戸学院大学附属高の塾対象説明会に行ってまいりました。

当ブログで同校をご紹介するのは初めてです。

2016年度より、以下のように多くの変更点が予定されています。話題が豊富です。

①2016年4月 ポートアイランドへ校地移転(移転翌年には中学も開校予定)
併設大ポートアイランドCのすぐ近くに移転、甲子園球場1.3倍の敷地面積の中にこれまでの弱点であった設備面についても充分なものを持つ
②コース制とカリキュラムの変更
現在「特進理数」「特進文理」⇒変更後は「特進サイエンス」「特進アカデミック」「特進グローバル」「総合進学」
③制服一新
④1人1台のノートPCから、1人1台のタブレット端末へ
⑤「北区」「西区」「三田」「三木・小野」方面へのスクールバス運行

校地が変わり、コースが改編になり、制服も一新されるということで、大変大がかりな変更になっています。
  
大学合格実績についての情報です。

併設大には40%が進学。高3の10~11月に進学先学部が決定し、その権利を有しつつ他大学をチャレンジ可能となっています。

指定校推薦枠については、関西学院大(理工9)・関西大(環境理工1)、近畿大・甲南大・神戸薬科大・関西外国語大・京都外国語大・神戸女学院大・甲南女子大・武庫川女子大等が用意されています。

外部大学受験の中でも特に国公立大合格実績が伸びており、今年7名となりました。昨年2名・一昨年4名から大きく増加しています。

2015年度入試結果です。

受験者数は昨年1,221名⇒今年935名と大きく減少し、入学者数は203名(特進理数45名・特進文理158名)となりました。入学者数の男女内訳は男子112名・女子91名となり、男子が多くなっています(例年はほぼ半々とのこと)。

教科別のポイントは以下の通りです。

英語
長文を多くだしており、並べ替え問題は並べ替える語数が多い。スペルミスや英作文での前置詞ミスが目立つ。

数学
公立高や他私立高よりも計算問題を多目に出している。また、小問集合では食塩水濃度の問題を毎年出している。

理科
理数コース受験生のみ対象ということもあり、難易度については高め。記述問題を多く出すようにしており、漢字ミスや文章にまとまりがなかったりする点が目立つそう。

国語
公立高に合わせた出題傾向としているが、出典選びにはこだわりがある様子。古文では一部高校レベルのものも出題されているようだが、よく読めば答えは出せるものだとのこと。

2016年度入試に向けてです。

先にご紹介をしました通り、コース編成の変更が発表されていますが、それ以外の入試に関する詳細は発表になっていません。「評定(3年分)+当日試験+評価点(+専願加点20点)」という合否判定方法についても見直しが入る可能性ありますので、今後ご注意ください。