大阪府立高 進学指導特色校10校 人気やレベルは?

2010年11月29日

2011年度入試での大阪府立高における最も注目されている改革点は、「進学指導特色校10校の指定と文理学科設置」であることは周知の事実です。当ブログでも過去にこの進学指導特色校あるいは文理学科の全体的なことについて何度となくご紹介してきました。

進学指導特色校「文理学科」 入試概要が明らかに!
進学指導特色校 文理学科 学力検査時間割判明!

進学指導特色校のすべてが文理学科を設置するわけですが、10校の文理学科の人気や入試難易度の行方については非常に多くの方が関心を持っていることでしょう。それに応えるべく、各模擬試験会社は今年から「文理学科模試」を新しく作り、受験生たちの受験校選びや力試しの一助となるような機会を設けています。

大阪府内の受験生たちの間で最もポピュラーな模擬試験である五ツ木模試でも、10月31日に「文理学科模擬テスト会」を実施され、多くの受験生が挑戦しました。

その五ツ木模試における進学指導特色校の人気動向やレベルについて、今年の傾向や昨年とどういった点が異なるのかについてまとめてみました。対象となる模試は「第4回・第5回・文理学科模試」の3回分で、それぞれの高校・コースを第一志望とした方についてデータを集計しました(画像をクリックすると拡大します)。

進学指導特色校 志望動向1

なお、こちらに掲載している偏差値は各高校・コースを志望した受験生の平均となっています。

それぞれ黄色く網掛してある部分が今年の模試での志望動向やレベルになります。昨年同時期の模試結果との比較を載せていますので、すぐにレベルの上下が判りますが、10校のうち普通科のレベルが昨年よりも下がっている所が多く見られるのが特徴です。また、文理学科模試の結果を見ますと、北野・大手前・天王寺・三国丘の4校が偏差値65を超えており、他6校と差をつけている状況です。

あくまでもこのデータは第4回・第5回・文理学科模試の結果が出た時点でのものです。これ以降、11月14日(日)にも五ツ木模試は第6回が実施されていますし、今後も12月は特別回、1月は最終回と2回目の文理学科模試が実施される予定です。最後まで人気やレベルは変動しますので、受験予定の皆さんは気を抜かずに動向を見守って欲しいと思います。

入試で勝ち抜くためには確かな学力と合わせて「情報」も大切な要素となります。まして、過去に例の無い入試を迎えるにあたっては事前の動きを知っておくことは大切なことです。

その点、今回のエントリーでご紹介した資料の他にも詳しいデータをご用意した上で、開成教育グループ各教室では11月中旬より塾生の皆さんにはすでに進路指導を行ってきております。

学力向上だけでなく、情報面でも他のどの塾よりも受験生の皆さんに対するサポートを行っている開成教育グループ。ぜひ一度お近くの教室に足をお運びください。

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