京都西山高 多彩なコースで大学進学から就職までサポート

2011年10月21日

京都西山高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

京都西山高

このブログでは初登場の学校です。

京都西山高には次の5つのコースがあります。

①進学コースS:通常6限の授業だが一部7・8限あり、第1・3・5土曜日補習や模試を実施。春・夏・冬期休みは進学集中講座が開講。2年次からの選択次第でセンター・理系にも対応可能。
②進学コースA:上記進学コースSとの違いは「6限で授業を終了し、クラブ等の時間を確保する」点。90単位中50単位が国語・英語・日本史の授業で占められ、文系に特化している。
③こども夢コース:専門授業、実習、短大との連携授業の3つを重視し、特にピアノに関しては一定の技術を身につけさせてから短大・専門学校に送り出している。
④総合コース:バラエティー豊かな体験学習を通して、短大・専門学校への進学、就職に必要な学力をしっかりと養成する。
⑤体育クラブコース:全員が得意種目の体育系クラブに所属し、クラブ活動と勉強を両立させながら、全国大会や国際大会で活躍すると同時に、体育系大学への進学などを目指す。

たくさんコースがありますが、進学Sからは公立大・関関同立、進学Aでも半数が大学に進学している一方で、こども夢や体育クラブではそれぞれ特定の分野に特化、高校入学段階で将来の希望がはっきりしていない子にも総合が用意されているなど、幅広く生徒を迎え入れることが出来る学校です。

大学合格実績についてです。

進学コースSを今春卒業した18名全員の進学先大学ですが、公立大2名・関関同立6名を始めとして、産近甲龍やそれと同等レベルの大学・学部にほぼ全員が進学しています。入学時から偏差値が20以上伸びた生徒が5名いるらしく、入学から3年間で相当鍛えておられる様子です。

また、進学コースAの1期生が今春卒業しています。卒業生は30名いましたが、大学15名・短大5名・専門学校7名・その他3名という進学先の構成となっています。大学進学者15名中13名がAO・指定校推薦を使っての進学、ということです。上のコース紹介でも述べました通り、進学コースSとの違いは「クラブ活動なども大切にする」という点です。高校生らしくクラブや課外活動に打ちこみながら、大学を中心にして進学先を確保する、というコースです。

大学合格実績、とはちょっと違う話になりますが、こども夢コースの資格取得状況をご紹介いたしますと、このコースの在籍生は高1から保育技術検定を受験することになっています(級は段階的に上げていくそうです)。今年の3年生は60%が2級、30%が1級に合格されています。

入試についてですが、進学コースSとAは5科で記述型の試験、他3コースは英国数3科でマーク型の試験とされています。また、筆記試験の翌日である2月11日には全受験者対象に面接が実施されます。面接と前述の試験に中学からの報告書も加えた3つの要素から総合的に合否が判定される、ということですから、面接も重要視されていることになります。面接で話す内容も大切ですが、それ以前に服装・言葉使い(特に敬語)といった第一印象を大きく左右する部分に注意をしておきましょう。