東大谷高 移転に関する進捗状況・続報

2012年3月23日

こちらのエントリー「東大谷高 移転+共学化+中学開校へ」でお伝えをした東大谷高の校地移転等に関する情報ですが、進展状況やその後明らかになってきた情報をまとめてお伝えいたします。

移転先となる旧ヤングタウンの三原台単身者住宅2棟の解体工事が2月で終了したようで、来春4月の移転・開校を目指して、跡地には3月から東大谷高の泉ヶ丘キャンパスの建築工事が始まっているようです。

移転先となる泉北ニュータウンで地域住民から長年親しまれているコミュニティ誌「泉北コミュニティ」によりますと、「新校舎は鉄筋4階建て」「まわりの景観に合わせて屋上には天然芝を植えこむなど緑豊かなキャンパスになる」との記載がありました。自然と共生するキャンパスをつくる、という方針のようです。この校舎に関する記述は新情報になります。

当ブログでも過去こちらのエントリー「雲雀丘学園 高校新校舎完成!」や「初芝立命館高 新校舎の全貌が明らかに!」でご紹介をしておりますとおり、どちらも工夫をされた新校舎を作られています。東大谷高の新校舎がどのようなものになるのか、今から大変楽しみです。

なお、同誌では過日に完成予想図を公開されています。下の絵がそれになります。

東大谷高 移転先の外観図

また、過日に当ブログでもご紹介差し上げましたとおり、移転と同時に同校は女子高から男女共学になって開校する予定となっています。この点は既定路線です。

中学校に関しての情報は昨年夏時点のエントリーではほとんどなく、「将来的には開校したい」程度のものだけでしたが、今回新たに判明したのは「1~2年後に中等部を創設」するという点です。先にご紹介したコミュニティ誌では「中高一貫校をめざし高等部は1学年6クラス、中等部は2クラスで生徒数は最終的に900人くらいを見込んでいる」と報じています。

さて、ここからは気になる点を1つ。

今回のこの「校地移転+共学化+将来的には中学開校」という動きは非常に注目を集めるものであり、当然移転して新校舎を作る当事者である学校側からしても「一大プロジェクト」でありますが、地域紙が報じている情報でしか詳しいことを知る手段が無く、学校HP等では全く移転・新校舎に関する情報が得られない状態です(2012年3月中旬時点)。

一方で、場所と開校年度が異なりますが、同じ校地移転・新校舎建設を行う京都産業大学附属中高は大変大がかりな「移転・新校舎関連専用サイト」を学校HP内に作られ、告知をされています。このサイトに行っていただくために下にリンクを貼りますので、ぜひご覧いただきたいと思います。

京都産業大学附属中高 新校舎移転関連情報サイト ⇒ こちら

「移転まであと○日」というカウントダウンがトップページ右下にあり、「ワクワク感(?)」を演出しています(移転してしまうとこの表記は無くなるものと思いますので、お早めにご覧ください)。その甲斐あってでしょうか、2012年度入試に向けて昨年各地で実施された数校合同説明会などでのブース着席者数がかなり増えたようです。

移転・新校舎を募集活動に上手く活用できた、非常に良い例だと思います。

東大谷高のHPに移転・新校舎関連の情報が無いのが寂しいところですが、今後の展開に期待したいと思います。