立命館中高 長岡京移転と新コース体制

2012年6月12日

立命館中高の塾対象説明会に行ってまいりました。

立命館中高

今回の写真は会場の様子ではなく、立命館がJR二条駅前にお作りになられた「朱雀キャンパス」の1Fに展示されている創立者中川小十郎先生の銅像にしました。

これをお読みの皆さんはすでにご存じかと思いますが、2013年秋には現校地の深草から長岡京へキャンパスを移転されることになっています。今回は、この度の説明会でご紹介いただいた新キャンパスの内容の一部を以下に記したいと思います。

新キャンパスの基本設計は「新しい価値を創造し、未来に貢献する人を育てる学校づくり」とされており、具体的には以下3点を挙げておられました。

①自立と貢献心、立命館アイデンティティーを育てる学校
②世界を舞台に活躍するグローバルリーダーを育てる学校
③医療・科学技術を支える人を育てる学校

立命館中高の新しいキャンパス内に作られる予定となっている主な施設は次の通りです。

①図書館、ICT、プレゼンシステムを一体化させたメディアセンター
②大ホール(1100 人)
③小ホール(350 人)
④プレゼンテーションルーム(2室)
⑤人工芝グランド、野球場、ホッケー場
⑥理科実験室(10室)

新キャンパスのアクセスですが、JR長岡京駅より徒歩15分、阪急の新駅(完成予定が若干ずれ込んでいるようです)である西山天王山駅からは徒歩約5分、京阪方面からの通学手段としては淀駅から阪急の新駅に向けての路線バス運行が計画されているので、それが実現すれば10分程度で校舎近くのバス停に着くそうです。

さて、今回の説明会では高校のコース制変更が発表になっています。

現在はMSとSSと総合の3コース制となっていますが、来る2013年度の入学生からはMSとコアの2コース制となります。これにより、高校1年から募集していたSSは高2進級時に選択する形になります。

新しく設置されるコアコースの在籍生が高2進級時に選択できるコースは次の通りとなっています。

①CE 文社コース。文社系リーダー育成、立命館大の法・産業社会・国際関係・政策科学・文・映像・経済・経営・スポ健及び文社系他大学が主な進学先。
②SS 理数コース。サイエンス研究者の育成、立命館大の理工・情報理工・生命科学・薬・スポ健及び理系他大学が主な進学先。
③GL 国際コース。グローバルリーダーの育成、立命館大の国際関係、APU及び国際系他大学が主な進学先。

1年生のうちに希望の進路を探し、2年生からはその進路にあった学習を掘り下げていく形となります。

新キャンパスと高校での新しいコース体制、話題に事欠かない立命館中高の説明会のご報告でした。