大阪女学院中高 広く受験生を集めていた頃と比べて

2012年7月30日

大阪女学院中高の塾対象説明会に行ってきました。

1884年の創立以来、キリスト教教育を軸として社会に貢献する女性を輩出するために女子教育を実践されておられます。特に英語教育に力を入れており、学校の方いわく「レベルの高い授業」を展開されているようです。

生徒が希望する進路にかなうために必要な学力をつけさせるようにされており、例えば土曜の4限は自習学習時間としたり、英数では1クラスを2分割することで少人数制授業を導入したりと、工夫をされています。工夫と言えば、現在、順次電子黒板を配備していっているとのことだそうです。

17万冊の蔵書を抱える図書館は大学・短大と共用のため、難しい文献も納められているようです。

中学入学生が高校へ内部進学する際、「中2の2学期以降の成績+中3での2回の校内実力テスト」の結果と本人の希望を基にして内部進学先コースを決定することになっています。

また、中高一貫生と入学後に混じることになる高校からの入学生は、土曜日に古典と数学の補習(4~6限)が1学期の間実施され、一貫生との差を埋めるようにしています。

高校のコース制についてですが、普通科文系ではこれまでは3年から分けていたⅠ型(私立大進学)Ⅱ型(国公立大受験)を2年次に前倒しされたり、普通科理系はⅠ・Ⅱ型分けを止めて科目選択で対応する形とされるなど、若干の変更も出てきています。

大学合格実績です。

今春は国公立大合格者数が28名(浪人9含)で、昨年46名(浪人14含)から大幅ダウンとなってしまいました。大変残念です。浪人率は今春12.8%となったそうです。

通常の指定校推薦とは別もので関西学院大と同志社女子大の協定校推薦枠を持っておられる点をご紹介しますと・・・

関西学院大 文系学部20名 ⇒ 普通科文系Ⅰ型の生徒対象
同 理工学部5名 ⇒ 普通科理系の生徒対象

同志社女子大 6名 ⇒ 普通科文系・理系の生徒対象

また、併設の大阪女学院大へは18名が合格し実際に5名が進学、同短大へは7名が合格して6名が進学しています。

2012年度入試結果です。まずは中学入試結果から。

申し訳ありませんが、続きは塾生限定ブログ「学校選びの道しるべ PREMIUM」でご紹介しています。開成教育グループの塾生・その保護者の皆さんは、開成NETにログインの上、当該ブログをご覧ください。