上宮太子中高 高校は共学1期生が入学

2012年8月6日

上宮太子中高の塾対象説明会に行ってきました。

中高の各コースのご紹介をします。中学校は6ヶ年特進と6ヶ年総合進学の2コース制となっています。

6ヶ年特進
中学・高校の6年間を効率よく活用し、先取り学習で国公立大の現役合格を目指す。中2より週2日8限授業を実施、中3には英国数において高校内容に入る。高2からは週5日8限授業となり、高1・2で高校内容をすべて終了、高3には実践的な受験対策を行う。

6ヶ年総合進学
中1~高2までは7限授業、徹底的に基礎力を養う。高3に入ると週3日8限授業とし、高3の1学期で高校内容をすべて終了、その後は実践的な受験対策に移行。進路だけでなく、クラブ活動や学校行事を通して人としての資質を高めながら確実に学力を身に付けていく。

コース変更に関しては中2と高2進級時に成績を基にして判断されるそうが、この学年以外でも成績により必要に応じてコース間の調整を行うほか、高3進級時には本人の希望があれば特進⇒総合進学を認める場合があるそうです。

高校は3ヶ年特進と3ヶ年総合進学の2コース制となっています。

3ヶ年特進
1年から3年まで週5日8限+土曜は4限。5教科重視の授業を展開し、2年次から6ヶ年特進コース生と混ざった上で文系理系を選択。2年間で高校内容を終了し、高3を実践的な受験対策に当てることで難関国公立大の現役合格を目指す。

3ヶ年総合進学
1年では基礎の充実を重視、2年から将来の進路に応じて文系理系を選択。有名私立大を目指した3教科重視の授業を展開し、3年1学期で高校内容を終了、その後は実践的な受験対策に移行。

高校におけるコース変更に関しては高2進級時に成績を基にして判断されるそうが、この学年以外でも成績により必要に応じてコース間の調整を行うほか、高3進級時には本人の希望があれば特進⇒総合進学を認める場合があるようです。

特に総合進学に関しては指定校推薦と高大連携の枠(今春卒業生に関しては総合進学コース生107名に対して111大学448名分)を使えるということもあって、実力的に特進レベルの生徒であっても総合進学を希望する者が結構いる様子です。その傾向が今春入試の合格者最高点の逆転現象にも現れています。

2012年度入試結果です。

まずは中学入試から。中学入試では今春59名が入学、うち14名が女子でした。共学化2期生を迎えた今年、女子は2学年で36名が在籍しているとのことです。

続いて高校入試ですが、受験者数は506名、昨年の148名の実に3.4倍にもなり、学校始まって以来の受験者数となったようです。結果、共学化1期生を迎えた今春は257名が入学、うち62名が女子(女子比率24.1%)となりました。

特進の合格者最高点は407点、総合進学のそれは444点と逆転現象が起きているますが、先に紹介した「総合進学には大学への指定校・高大連携枠が豊富」という点が受験生受けしており、ランクを下げても総合進学を希望するという受験生がいることを示しています。

さて、気になる女子の様子として一つご紹介いただいたのが、クラブ活動の様子です。共学1期生である高1女子の80%がクラブ活動に加入しており、そのうち16名がクラブのマネージャーとして活躍されているようです。活発な女子の様子がわかるデータです。

2013年度入試情報です。

入試日程は今春と変わりませんが、1次A・Bにおいて入試科目に変更があります。

特進
4科のみ ⇒ 3科4科選択制、ただし4科受験の場合は4科のみの判定となる
(3科と高い方の得点を採用する「アラカルト方式」ではない)

総合進学
4科or2科 ⇒ 4科or3科or2科選択制、ただしそれぞれの受験科目数でのみの判定
(3科もしくは4科で受験しても3科や2科などでの高得点を採用する「アラカルト方式」ではない)

高校入試においては大きな変更点はありません。