桃山学院中高 中学1期生が現高3+高校で一部合否判定変更

2013年8月16日

桃山学院中高の塾対象説明会に行って参りました。

まずは中学校のご紹介です。

中学校の3年間で宿泊行事が8回、遠足・体育祭・文化祭などの1日行事が26回、映画鑑賞・弁論大会といった半日以内の行事が27回と、行事ごとが多いということが特徴点として挙げられます。

中学校在籍生の成績の様子です。今回の説明会では、3期生(現高1)の成績状況が公開されました。3年間のベネッセ学力推移調査における偏差値60以上の人数は、中1 21名⇒中2 30名⇒中3 31名 と推移しています。

また、2013年1月に実施の模試を受験し、東大B判定1名・同C判定8名という結果も出ているそうです。

各期における中1時点の成績の違いについても説明がありました。次のような成績の違いがあるようです。

3期生の中1 3学期時点(Z会アドバンスト模試) 偏差値60以上1名・50以上23名
5期生の中1 3学期時点(同上)            偏差値60以上7名・50以上34名

中学の1期生が現在高3生となっており、大学合格実績に注目が集まるところです。ただ、今回の説明会ではその中学1期生である高3生の件については何も触れられなかったので、少し不安ではありますが・・・。

中学校の2013年度入試結果をご紹介します。

受験者数は468名となりましたが、そのうち桃山学院中の3回すべてを受験したものが95名(昨年63名・一昨年56名)となっており、昨年から大幅に増加していることがわかります。

また、各方式とも合格最低点が20~30点上がっていますが、これは今春より算国で問題の難易度や配点を変えているからとのことです。

中学入試では大変重要な位置づけとなるプレテストですが、昨年実施分では467名(昨年410名)が受験しています。国語98.6点・算数72.6点・合計171.3点が平均点となっています。

なお、中学校の2014年度入試については特に変更点は無いとのことでした。

続いては高校内容です。高校では、特に入試において大きな変更点がありますので、その部分のみご紹介します。

国際コースにおいて、同コースを第1志望とする場合に限ってではありますが、合格判定を従来の「5科目判定」に加えて、来春より3科目(英+得点の高い2科目)でも判定してくれる、ということになります。まずは5科目500点満点で合否を判定し、万が一不合格となった場合は「英語+得点の高い2科目」の3科目で改めて判定して頂く、というものになりますが、3科目での判定の際は合格最低点も3/5にして判定して下さるそうです。