須磨学園中高 国公立大合格者数200名

2013年7月29日

須磨学園中高の塾対象説明会にお邪魔してきました。

大学合格実績です。

今春卒業生343名に対し、国公立大は200名。その中には東大1(受験者は3)・京大9(受験者は15)も含まれています。また、国公立大医学部医学科3名はすべて中高一貫生で、左記を含む医歯薬獣医には83名が合格されています。

ちなみに、立命館大とは提携校枠が25名分あるそうですが、5~6名のみが希望されるにとどまっているようです。指定校推薦枠はⅠ類が良く使い、中高一貫生は誰も使わず、同志社大の指定校推薦枠に至ってはⅠ類も誰も使わなかったそうです。

国公立大への進学がメインとなっている、そんな様子が伺えますね。

2013年度入試結果です。

中学入試では、これまでで最も多い878名の受験者数(昨年は819名)となり、複数回受験者を精査した「実受験者数」は552名(昨年は516名)となりました。

第1回受験者数207名中、第2回も受験したのが176名・85%となり、昨年から23名増えたとのことです。

第2回では成績上位20名中17名を女子が占めており、併願としては「四天王寺⇒須磨⇒洛南」が最も多く見られたそうです。

第3回の成績上位20名中14名が男子。第1回・2回でAコース合格を得ている者がBにチャレンジするケースもあったとのことでした。

第1回不合格⇒第2回合格が15名、第1・2回不合格⇒第3回合格が10名と、後の日程での逆転に成功している例も多くみられるそうです。須磨学園中を第一志望とされる方は最後まであきらめずに受験をすれば、ひょっとして・・・。

男女比ですが、5年連続で男子が女子を上回る受験者数となっています。第1回合格者数も男子が女子を上回っており、男子受験者のレベルが上がってきている様子が伺えます。

併願状況ですが、毎年洛南・西大和・大教大池田に入学者を取られるそうですが、今年は西大和と大教大池田にはあまり取られていないそうです。

入学者数を地域別に見ると、須磨区・灘区・芦屋市・西宮市・尼崎市・伊丹市・大阪府下が増えています。特に西宮からの受験者数は100名を超えているとのご紹介がありました。

高校入試結果に関する情報です。

共学15年目となる今年は、過去7年間で最も多い2,925名の志願者数(昨年2,683名)となりました。志願者におけるⅢ類が占める率が70%と過去最高(2003年度には9%の占有率しかなかった)となり、倍率もⅢ類理数4.0倍・同英数5.1倍と高倍率になっています。

入学者数は432名、AO(専願のこと)受験生が増加して入学者全体の63%にまでなったことと、一般(併願)受験生の公立高校からの戻りが多かったのが要因です。特に阪神地区の伸び率が高く、この地域で91名の入学者数が居るようです。

公立高の併願先として増えているのが、市立西宮高と明石北高とのことをご紹介いただきました。

2012年度入試より入試問題の構成を公立高入試に似せた形に変えたため、合格最低点が上がっています。また、問題量も全体的に適量に変えており、以前と比べて受験生に受けてもらいやすい問題に変えられているのが特徴です。

開成教育グループにお通いの皆さまには、中学・高校入試に関してもう少々情報をお届けしたく思います。

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