どうなる? 2014年度近畿地区中学入試①

2013年10月1日

近畿地区の中学入試ですが、2014年度入試における各校の入試要項が出揃い、全体的な様相がつかめる状況になっています。

開成教育グループにお通いの皆さんに向けては、去る2013年9月16日(月祝)に開催を致しました「中高進学フェア」内で実施をしました「中学入試分析会」にて最新情報を詳しくお届け致しました。

当ブログにおいても、来る2014年度近畿地区中学入試の動向について簡単にご紹介していければと思います。今回を含め、5回のシリーズであれこれと情報をお届けしたく存じます。

初回となる今回は、大阪府内各校の入試日程についてお話を差し上げます。次の画像は、2014年度入試において各校がどの日程で入試を実施するかを一覧にしたものです。なお、画像をクリックして頂きますと、今春2013年度入試から来春2014年度入試にかけて、各校がどのように入試日程を動かしてきたのかが分かる画像が表示されます。ご興味・ご関心がある方はそちらも合わせてご覧ください。

※作成には万全を期していますが、入試日程は必ず各校のHP・入試要項等でご確認下さい

(クリック後表示される表の見方)
右向きの青矢印:2013年度入試日程から位置取りを「先送り」とした所
左向きの赤矢印:2013年度入試日程から位置取りを「前倒し」とした所
青い丸印:2013年度入試では試験を実施していたが、2014年度入試では「廃止」する所
赤い丸印:2013年度入試では試験を実施していなかったが、2014年度入試から「新たに実施」する所
「入試回数」の字が赤い部分:2014年度入試に向けて入試回数を「増やした」所と回数の変遷
「入試回数」の字が青い部分:2014年度入試に向けて入試回数を「減らした」所と回数の変遷

日程を前倒しする学校が多いのも目につきますが、18日(土)の午後に入試回を構える学校が今春と比べて極端に増えています。特に注目が集まるのが、こちらのエントリー「清風南海中 2014年度入試では大規模な改革を断行」で詳細をご紹介した清風南海中、こちら「帝塚山学院中 初日午後入試「エトワール」で輝く星を集める」でご紹介の通り「エトワール入試」なる名称を設けた帝塚山学院中の2校です。

反対に、3日目以降になると入試を実施している所が極端に少なくなっていることもわかります。特に23日(木)以降だとほとんど入試が実施されていません。

初日・2日目で想定外の事態になってしまった場合、あわてて探しても受け入れてくれる学校は見つけにくいことでしょう。初日・2日目で確実に合格を取ることが最重要ではありますが、そうならなかったときはどう動くのか?についてもあらかじめ考え、準備しておく方がよいでしょう。

次回のエントリーでは、大阪府以外の近畿地区各校の入試日程をご紹介します。