雲雀丘学園 高校新校舎完成!

2010年6月4日

60周年記念事業の目玉として建設が進められていた雲雀丘学園の高校新校舎がこの度無事竣工を迎えられました。今回、塾対象の説明会で校舎内を見学させていただきましたのでご紹介いたします。

新校舎 外観

右側の建物が新校舎です。コンセプトを「環境と調和」「教育スペースの充実」とされており、自然採光・通風が無理のないかたちで得られるように、また「太陽光発電」「屋上緑化」「雨水利用」「LED照明」といった環境問題を意識した設備をそろえておられます。

廊下

廊下の様子です。電灯がついていますが、太陽の光がきっちりと入ってくるのでフラッシュをたかなくても充分明るい写真が撮れました。

理科(生物)教室

理科(生物)教室で電子黒板のデモンストレーションをしてくださっている様子です。動画を流したり、静止画像に手元のペンで書き込んだりといったことが出来るようです。

書道教室

書道教室にも手元を映し出すカメラ+モニターが設置されています。

普通教室 生徒用机・イス

普通教室は今の子どもたちの体格に合わせてか、従来の60㎡ではなく73㎡という大きめのサイズに作られています。その普通教室に置かれている生徒用机とイスの画像が上になりますが、左側の机の上にはイスが乗せられています。掃除の際などは、この形でイスを机に乗せることが出来るように設計されているようです。

美術教室の机・イス

美術教室の机・イスの写真です。普通教室と同じ形でイスを乗せることができるのですが、美術作品を作る際には大きな机が良いだろう、ということで大きめの机が用意されています。

今回の新校舎最大の注目点である太陽光発電施設や屋上緑化・雨水利用などについては、今回見学出来ませんでしたが、パンフレットなどを見ている限りではこれらも大変素晴らしい設備となっています。

環境に配慮した校舎をお作りになられましたが、このことで校舎自体が生徒たちの「生きた教材」と成り得ます。

先に生きた人間たちが引き起こした「環境問題」。後世を生きる若者たちはこの問題を引き継がなければいけない運命にあります。雲雀丘学園の新校舎で日々環境問題と接する生徒たちの中から、環境問題の解決策を見出すことが出来る人材が現れることを願ってやみません。

なお、今回の説明会では来年の入試についての新情報も判明しています。そちらについては次回のエントリーでご紹介いたします。