雲雀丘学園中高 入試変更点

2010年6月7日

先日のエントリー「雲雀丘学園 高校新校舎完成!」では新校舎内の様子をご紹介いたしました。同日には、中高の今春入試結果、大学合格実績、来年度入試に向けての変更点などが発表になりました。今回のエントリーでは、それらについてご紹介いたします。

雲雀丘学園 線路沿い方向から

阪急線沿いから撮った校舎の写真です。高校新校舎はもう少し奥に行ったところにあります。

雲雀丘学園 説明会会場

説明会は中央棟内にある学園記念講堂で行われました。約1000席ある、非常に大きく立派なホールです。

さて、中学・高校それぞれの入試における変更点をご紹介いたします。まずは中学入試です。

入試日程で大きな変更があります。2011年度では1/15(土)、1/16(日)の2回に関しては例年通りの位置取りとされますが、3回目入試を1/19(水)へ移動させ、従来より2日間前倒しをして実施することになります。

現在、一般的な傾向として中学入試は統一解禁日から4日間で終息する(5日目以降では受験者が大きく減る)ことを踏まえて、出来るだけその状況に近づけた形となっています。

続いては高校入試における変更点です。こちらは、コース制に大きな変更が生じています。

これまでの特進Ⅰと特進Ⅱそれぞれのコースを統合して「特進」とすることが発表されました。カリキュラム内容はこれまでの「特進Ⅱ(京大・阪大・神大・大阪市大などの難関国公立大を目指す)」ものとして運営されます。70名の募集です。

今春、3コース制導入後初の卒業を迎えた雲雀丘学園高ですが、国公立大合格者数が前年25名から50名へと倍増しています。また、今春卒業した生徒と比較すると、現高3生の方がss60以上をマークしている人数が多く、来年も実績としては大きく期待できる、ということもあるのでしょう。大きく「国公立大へ進学する生徒が通う学校」として地域から認知されることを目指したコース改編です。

着々と進学校への階段を昇る反面、先日お伝えした新校舎では現代にマッチした教育内容を提供できるように配慮されています。

来年の入試でも人気になることが予想されます。