立命館中高 長岡京市へ移転【続報】

2010年6月17日

立命館中高 長岡京市へ移転」及び昨日のエントリーに続く立命館中高情報です。来年度入試などについての情報は昨日のエントリーでご紹介しています。

今年2010年、立命館は学祖西園寺公望による私塾「立命館」の創始140年、中川小十郎が立命館大学の前身「京都法政学校」を創立してから110周年を迎えます。学園の節目となるこの2010年、「新たな小中高一貫教育」を開始するべく附属中高の校地を移転させる、という大きな決断をされた形です。

今年作成された学校案内に、長岡京市への移転について記載された部分がありましたので、下にご紹介いたします(クリックすると拡大します)。

立命館中高 長岡京市への移転

2013年9月の移転・開校に向けて、現在移転についての中身を詰められているそうです。校舎については理系・文系ともに充実した設備・環境の中で学習できるように準備が進められているようです。雲雀丘学園中高関西大学中高初芝立命館高など、最近あちこちの学校で新しく作られる校舎は非常に素晴らしいものばかりです。「立命館が作る新校舎」ということで、こちらも期待をしています。

校舎だけではありません。2014年に高2生になる生徒たちから以下の4コース制とする予定にされていることが今回発表になりました。実施までまだまだ時間がありますので、コース名や取り組み内容などは今後変更・追加などが行われると思いますが、現時点で決まっていることとしてお教えいただいたものをご紹介いたします。

①CE(Cultivated Excellence)New!
現在の「総合コース」を改称予定、立命館大(文系)との連携を強める
②SS(Super Science)
理系コース、長岡への移転後はすべての理系生徒に同じレベルのSSの取り組みをさせる
③GL(Global Learning)New!
国際コース、立命館大(国際関係)やAPU、海外の大学へつなげる
④MS(Medical Science)
外部大学受験に向けたコース、名称変更の可能性あり、文系にも対応する形にしたいと考えている

2012年4月から工事が開始されます。徐々に新校地や新しい小中高一貫教育の中身についての情報が明らかになってくるでしょう。引き続き、情報が入り次第お知らせいたします。