雲雀丘学園中高 骨太のリーダーを育成する

2009年12月7日

兵庫県宝塚市にある、雲雀丘学園中学校・高等学校の校舎見学にお邪魔しました。

積極的に教育改革を進めている同校ですが、2005年から設置した応用Ⅰ類はこれまで1期・2期生を送り出しており、京都・大阪・神戸大学の合格を実現させています。教育改革の成果が在校生の学力上昇に現れていることがこれで立証されており、そのウワサを聞いた受験生が多く集まっています。実際、2009年度の高校入試において、選抜特進で27.55倍という高倍率を記録しました。

さて、雲雀丘学園の魅力はこれだけではありません。

雲雀丘学園中高 見学会②

2006年から着任された中尾直史校長先生の下、「骨太のリーダーを養成する」ことを目標として、調べ学習で得た知識をパワーポイントを使ってクラスメイトに発表するプレゼンテーションの授業など、「社会に出た時に力を発揮できる人間になってもらう」ための取り組みが数多く実施されています。

特に感銘を受けたのが、現在建設中の新校舎。「雨水利用」「屋上緑化」「太陽光パネル」といった設備を備えており、いち早く環境問題を教育に取り入れています。開校60周年に合わせて来年完成予定となっています。素晴らしい学習環境を実現しつつあり、非常に楽しみです。

雲雀丘学園中高 見学会①

校舎見学をしている間、授業の合間の休憩時間には「なぞなぞの放送」がされていました。生徒たちの心をつかむ仕掛けはこんな細かいところにも用意されていることを知り、生徒たちの意識も徐々に良い方向に変わってくるのだろうな、と想像しました。

雲雀丘学園が掲げる校是「高志」「自律」「努力」を肌で感じた校舎見学でした。