立命館大 一般入試に向けて①

2012年1月4日

立命館大の一般入試向け説明会に参加させていただきました。

この説明会、正しくは「出願直前!立命館ファイナルセミナー」というタイトルで、立命館大合格に向けて頑張る受験生に贈る、教科対策講座が満載のイベントです。今年は東京・名古屋・大阪・福岡の全国4か所で説明会を実施されましたが、今回は大阪の回にお邪魔をさせていただきました。

今回私がお邪魔した大阪の回には、徳島・東京・富山といったかなり遠方からの参加者も多数いた様子です。全国から広く受験生を集める人気大学であることは今年も変わりない傾向です。

しかも、驚いたことに今年実施された4か所すべての説明会に顔を出したという、熱烈な立命館ファンの受験生がいたそうです。

立命館大①

上の写真は説明会終了後に行われた個別相談の様子です。終了予定時間を過ぎても熱心に質問を投げかける受験生がたくさんいたのが印象的です。

さて、一般入試に向けての展望を簡単にご紹介いたします。

立命館大では、例えば近畿大や京都産業大といった大学のように、秋時点で大々的な入試を実施されていませんので、現時点では各予備校実施の模試による人気動向で予想を立てるしかありません。

立命館大の方々も常に模試での人気動向は掴まれており、今回は河合塾のデータを基に人気傾向をご紹介下さいました。

簡単に言いますと、法と経済は不人気傾向、経営・国際関係・理系全般が人気傾向であり、全国の私大の一般的な傾向とほぼ合致している形です。

河合塾のデータを見てみますと、「人気」となっている経営学部では各募集区分で成績上位層が増加しており、国際経営学科の一般方式は特に難化傾向が著しいようです。

反対に「不人気」となってしまっている経済学部は一般方式・センター方式ともに志望者数は減少しているのは事実ですが、特定科目方式では成績上位層が増えており難化必至となっています。

今回の説明会では理系・文系科目満遍なく対策講座が実施されました。大学の方のお話によりますと、例年は願書だけもらって対策講座を聞かずに帰る受験生が多いようですが、今年は対策講座参加者数が多かったそうです。

「本気で立命館を考えている」という受験生が今年は多くいる、という証拠なのではないでしょうか。

特に理系教科の対策講座参加者数が多かったらしいので、模試による人気動向と合わせて考えると、理系学部は例年以上の力が必要となるのではないでしょうか。

説明会の中で実施された各教科の対策講座ですが、スペースの都合上次のエントリーに回させていただきます。

次回は英語・現代文・古文のポイントをご紹介いたします。