立命館大 一般入試に向けて②

2012年1月11日

立命館大 一般入試に向けて①」に続くエントリーです。立命館大が全国で実施された一般入試向け説明会の様子をお伝えしています。

立命館大②

今回のエントリーでは、たくさん行われた対策講座の中から、英語・現代文・古文の出題傾向や対策ポイントについて簡単にご紹介を致します。

以下は、当日配布された対策講座資料の中からポイントを抜粋したものです。受験勉強の参考にして下さい。

英語
・標準的な問題、特に知識面では上旬的な語彙・文法力が問われており、一部難解な問題の出題があるが失点を極力抑えたい。知識不足、ケアレスミスは大きな痛手となる。
・入試問題は知識を機械的に問うのではなく、思考力・問題解決能力を試すものであるので、知識と知恵を上手くかみ合わせて問題を解く解答力が必要。
・長文読解問題も、文脈を追って読むだけでなく、一文一文をきっちり訳すことが出来る力が必要。

国語(現代文)
・マークと記述を組み合わせ、漢字の書き取り・読み・同内容説明・理由説明・空所補充・脱文・内容合致・慣用表現・文学史などが出題される。本文の内容に即した「総合問題」となっている。
・論理的文章と文学的文章の2題を組み合わせ、私大の標準的な設問が出されている。
・内容説明や理由説明の読解問題では、本文中に明確な根拠が書かれているものが多く、しっかりと本文を読み通せば正解は出せる。
・いずれの日程においても難問・奇問が出題されておらず、高校の授業を通して正確に本文を読み取り、設問の要求に対応する解答を本文中に求めるという基本的な読解力と解答力を見る問題がほとんど。

国語(古文)
・マークと記述を組み合わせ、語句の読み・文法的説明・意味説明・現代語訳・同内容抜き出し・敬語・空所補充・理由説明・主題・内容合致・文学史問題などが出題される。本文の内容に即した「総合問題」となっている。
・総合的な古文・漢文の力を見る試験問題としてオーソドックスな入試問題で、語彙力・文法力に基づくしっかりとした読解力と、古典常識・文学史の知識が要求される。
・難易度としては教科書やセンター試験と同等レベル。
・古文では人間関係や状況を確認し、省略された主語を補いながら、助動詞の意味や敬語を正確にとらえて本文の内容を把握することに努めよう。
・漢文では、同じ単語でも文中の位置で意味や品詞が変わるため、返読文字や再読文字、句形などの基本知識に基づいて、書き下し文が作れるように練習しておくべき。