目指せ逆転! 一般後期合格者の推薦・一般前期の合否②

2013年2月21日

こちらのエントリー「目指せ逆転! 一般後期合格者の推薦・一般前期の合否①」の続きとなります。

公募推薦入試や一般前期入試で期待通りの結果とならなくてもあきらめずに一般後期をチャレンジし、見事に合格を勝ちとった例を多数ご紹介しています。各予備校が発表している偏差値ランキングの通りではない、「大どんでん返し」がたくさん起こっています。

前回のエントリーでは関西大と立命館大をそれぞれ一般後期で合格した受験生たちの公募推薦や一般前期での合否状況をご紹介しましたが、今回は産近甲龍を一般後期で合格した生徒の受験履歴をご紹介します(それぞれの画像をクリックすると拡大します)。

受験者数の規模が大きいこともあり、近畿大の例が多くなっています。

【例16】では、一般前期で全く合格がもらえなかった近畿大ですが、一般後期では「文系学部他学部併願方式」を上手く活用し、大量に近畿大から合格通知を得ています。他にも、一般前期と同じ学部をチャレンジし、見事に合格を勝ち取っているケースが多く見られます。

また、他大学も含めて、一般前期では全く合格に恵まれなかった受験生が一般後期で逆転を果たしている例が多く存在しています。その中には、大学こそ一般前期と同じですが、一般後期では学部を変更し「より合格に近い(と思われる)学部」にして合格を勝ち取ったケースもあります。

総合大学の強みとしては「たくさんの学部があること」が筆頭に挙げられますが、それゆえ「学部が変わっても似たような学問・研究が出来る所がある」というのもまた一つの特長です。第一志望を尊重することは充分承知の上であえて申し上げると、一般後期に賭ける受験生の皆さんにとっては「同じ大学の別な学部や学科、あるいは他の大学には自分の学びたいと思う学問に似たものがあるかどうか」を探し、入試難易度などと合わせて吟味してもらいたいと思います。

ひょっとすると、意外な発見があるかもしれません。

一般入試後期に向かって頑張る皆さんを、開成教育グループ 入試対策課は応援します。