「教師」が2年連続1位 高校生たちが希望する職業

2013年3月27日

現在の高校生たちが一体どのような職業に興味を持っているのか?について集計したデータがありますので、ご紹介したいと思います。

今回ご紹介するデータは、日本ドリコムが毎年12月から翌年2月にかけて高校2年生を対象に実施している、職業を中心に尋ねる意識調査の集計結果です。

それでは、トップ10にランクインした職業を以下にご紹介します。

最新のランキングと合わせて、過去2年分の順位も併記しています。

「教師」は昨年に引き続き今回も1位となり、2年連続1位の首位となりました。2年前は2位でしたから、毎年高い人気となっていることがわかります。

ランキングの中で特に目を引くのが、今回の5位の「建築士」です。昨年ランキングでは12位、一昨年は25位と、年々大きく順位を上げています。志望理由をみて見ると建築士では「1つの町のようなマンションとかを建てたい」「誰も見たことのない世界を自分の手で作りたい」というものが挙がっているようです。クリエイティブな仕事を希望する高校生が、特に男子の間で増えているのではないでしょうか。

男女比率が極端になっている職業について取り上げてみたいと思います。

男子で最も希望の比率が高いのが「公務員」です。これは2年前の同様の調査においても同じ傾向でした。男子においては「公務員」についで「教師」「警察官」が順位として続きますが、「公務員」「警察官」が上位に来ていることからわかるように、男子は職業選びにおいて「安定志向」が強いようです。

女子は「看護師」の割合が最も高く、次いで「保育士・幼稚園教諭」となっています。2年前は「保育士・幼稚園教諭」の方が「看護師」よりも割合が高かったものの、この2つの職業の人気が高いことには変わりありません。職業は違えど、「人に接する」という点が共通しているこれらの職業に惹かれる女子が多いようです。

明日のエントリーでは、今回の調査で高校生が「なりたい」と思う職業1位の教師に関する記事をご紹介する予定です。