津田塾大 理系学科でも英語が得意でないと苦しい?

2013年4月17日

津田塾大が2013年3月29日(金)に開催されたオープンキャンパスに行ってきました。

大学の概要です。

津田塾大は、明治の教育者である津田梅子が、当時の日本では先駆的な「学問重視の女子学校」として設立したことが始まりです。なお、その津田梅子の墓所は小平キャンパス内にあります。

リベラルアーツの理念の下、津田塾大には学芸学部1学部内に4学科が設置されています。簡単にご紹介します。

英文学科 同大で最も伝統がある学科で、副専攻に翻訳コースと通訳コースがある
国際関係学科 「国際関係学科」を日本で初めて作ったのが津田塾大
数学科 60名程度のこぢんまりとした学科、英文の数学テキストも扱う
情報科学科 数学科の授業も履修可能、理系ながら英語の必修授業が多く用意されている

数学科と情報科学科は理系の学科となりますが、共に英語「も」重視した内容となっておりますので、英語が好きではない方には理系であっても津田塾大では大変な思いをするだろうと予想します。

その上、TOEICで600点を取れていない学生は卒業出来ないという話もあります。

まさに、「英語の津田」と言われているだけのことはありますね。

4学科の学生が選択可能な「メディアスタディーズ・コース」というものも設けられており、このコースでは「言葉・批判・IT」の3つの力を身につけ、その後は新聞・広告・放送・出版業界等での活躍を目指します。具体的には「情報を批判的に読み解く」「メディアを活用して情報を発信する」ことなど、理論と実践を通してメディアリテラシーを身につけることになるようです。

このコースは3年次から選択可能となっています。

最後に、就職に関する諸データについてもご紹介を頂きましたが、データの年度が不明なため、あくまでも参考程度に留めておいてください。

就職決定率 95.7%
総合職・専門職に就く割合 90%
第一・第二志望先に就職できた率 85%

最後の写真は、津田塾大の最寄駅となる鷹の台駅の様子です。春にはこのような満開の桜が津田塾生を出迎えてくれます。素敵な所ですね。