立命館大 大阪いばらきCに設置の新学部は「総合心理学部」

2013年11月22日

立命館大がJR茨木駅前に新設を予定している新しいキャンパスに関する話題です。

当ブログではこちらのエントリー「立命館大 志願者・合格者数とも微減で倍率3.0倍を維持」を2013年7月15日に公開後、立命館大の話題は触れておりませんでした。その間、新キャンパスに関する話がかなり進んできたので、今回まとめてお伝え致します。

新キャンパスの名称ですが、2013年9月4日、新キャンパスの名称が「大阪いばらきキャンパス」と決定したことが発表になりました。

この新キャンパス、立命館大のHPには次のような紹介文があります(以下引用)。

2015年4月に開設する大阪茨木新キャンパス。大都市圏からアクセス良好な立地で、「都市共創」「地域・社会連携」「アジアのゲートウェイ」の教学コンセプトのもと計画が進んでいます。キャンパスは大きく①学舎ゾーン、②市街地整備ゾーン、③スポーツゾーンに分かれ、さらに茨木市、UR 都市機構による防災公園の整備が予定されています。学びのコミュニティ、地域連携を生み出す施設の特徴をご紹介します。 (引用終了)

大阪いばらきキャンパスには、既存学部としては経営学部と政策科学部が移転してくることになっていますが、その後を追って2016年4月には新学部として「総合心理学部(仮称)」を設置することが、10月末に発表になっています。

同学部は、以下のような構成となるようです。

学 部 名:総合心理学部(仮称)
設置学科:総合心理学科(仮称)
コ ース :行動系コース(仮称)、発達系コース(仮称)、社会系コース(仮称)

人間に関して総合的に学ぶことのできる内容とする計画のようで、入学定員は1学年300名程度を想定して検討が行われているそうです。

どの大学においても、心理系の学部・学科は同じ大学内の他学部に比べてレベルが高めに出ていることから、立命館大の総合心理学部も同大の中では高いレベルになることが予想されます。もしそうなれば、関関同立の中でもトップクラスの難易度の学部になる、ということになります。その辺りも注目です(まだ気が早いですが)。

また、先にご紹介をしましたこちらのエントリー「立命館大 志願者・合格者数とも微減で倍率3.0倍を維持」の中にもありますとおり、心理系の学部設置後、将来的には国際系学部の新設も計画されているとのことです。こちらにも大きな期待が寄せられます。

JR茨木駅前に新キャンパスが出来ることで、茨木周辺の高校では立命館大の志望者が徐々に増えつつあるようです。新キャンパス設置の効果がどう出ますか、まずは2014年度入試の動向から注目して見ていきたいと思っています。