京都学園大 新設健康医療学部の入試に向けて

2014年11月28日

京都学園大の高校予備校対象説明会に行ってきました。

今回の説明会は、この度新設される健康医療学部に特化した内容となっていました。

京都学園大と言いますと、新キャンパス「太秦キャンパス」設置とそれに伴うキャンパス再編が話題となっています。

2015年4月の開設を目指し、太秦天神川に位置する山之内浄水場跡地に新キャンパス「太秦キャンパス」を設置予定となっており、新キャンパスの施設が間もなく完成となるようです。

同キャンパスはコンセプトを「ビジネス・文化・生命(いのち)を中心とした教育の実践」とし、以下の3学部5学科を設置予定とされています。

①経済経営学部 ⇒ 昨年同時期には「現代ビジネス学部」と予定されていた
経済学科、経営学科 ⇒ 昨年同時期には「法学科」の設置も予定されていた
②人文学部
歴史文化学科 ⇒ 昨年同時期には「社会学科」「日本文化学科」2つの設置が予定されていた
③健康医療学部
言語聴覚学科、看護学科

なお、現キャンパスは「亀岡キャンパス」とされる予定で、コンセプトを「生命(いのち)・健康・食農を中心とした教育の実践」とし、以下3学部5学科を設置予定とされています。

①人文学部
心理学科
②バイオ環境学部
バイオサイエンス学科、バイオ環境デザイン学科、食農学科
③健康医療学部
健康スポーツ学科(ただし、月水金は亀岡Cだが、火木は看護・言語とともに太秦Cで学ぶ。一日で両キャンパスを行き来するようなカリキュラムにはしない)

この度の健康医療学部の新設によって、看護・言語聴覚・健康スポーツという3つの新たな学びが京都学園大の中に生まれます。特に健康スポーツ学科については、2年進級時に「健康スポーツ科学コース」「健康スポーツ教育コース」「健康スポーツマネジメントコース」の3つのコースに分かれますが、3年進級時にコース変更も可能とされるなど、柔軟な対応をされることになっています。

健康スポーツ学科の説明の中で「座学に合わない学生の入学が想定されるが、スポーツ同様に大学の授業にもルールがあり、それを順守することを習慣化させる」との決意表明?がありましたことも、付け加えておきます。

健康医療学部の2015年度入試についての情報です。

指定校推薦については、数が読めないこともあってあまり枠を出せていないそうです。指定校推薦等以外の一般的な入試については、12/21スタートの公募Bからが本格的な開始となります。

一般入試A及びBの選択科目については、看護と言語聴覚は理科or数学に限定されるのに対し、健康スポーツ学科は日本史と世界史もそれらに加わることになっており、幅広い教科選択が可能となっています。

健康スポーツ学科のみ、2/4にも一般入試を実施する(他2学科は2/1~2/3)ことになっています。2/4についてのみ、試験科目が英語・国語・基礎運動能力テスト、の構成となります。

会の中で、「今までになく受験生に向いてもらっている」との発言があり、新キャンパス設置・学部学科再編と新学部学科設置、でかなりの手ごたえがある様子が伺えました。また、「女子比率が30%を超えそう」という話もあり、看護学科の新設が女子比率の押し上げに寄与しそうであるという様子もわかりました。