立命館大 2015年度3月入試に向けて

2015年2月19日

立命館大が2015年3月5日(木)に実施を予定されている「3月入試」に向けた情報をお届けします。

まずは、今後の出願先選択あるいは合否ライン予想をする上で大いに参考になる、「一般前期の出願動向」について簡単にご紹介致します。

志願者数減の学部や動向
・産業社会学部、理工学部、生命科学部、薬学部が減少。特に減りが激しいのが産業社会学部(前年比84.4%)と理工学部(同90.5%)。
・産業社会学部は専攻単位でみると前年比35%や40%減という専攻もあるので一般後期に向けて「狙い目」。
・理工学部では建築都市デザイン学科以外で志願を減らしていることから、これまでと比べて落ち着いた入試になっている様子。志願が大きく減っている環境システムと都市システムの2学科が「狙い目」か。

志願者数増の学部や動向
・経営学部と経済学部の志願の伸びが驚異的。一時の不人気から脱却した形だが、どういった合格ラインの引き方をしているかによっては、一般後期は回避すべき学部になり得るので、要注意。

移転となる政策科学部の動向
昨年一年間を通した各社模試における下馬評では「人気上昇」となっていた政策科学部は、結局昨年並みの志願者数となり「拍子抜け」した形。

最後に、立命館大の合格を得るためのポイント、をご紹介致します。

・後期分割方式で2学科・学域を併願できるのは経済学部、文学部、理工学部、生命科学部なので、学部内併願でより安全な策を取るならこれらの学部がオススメ
・「後期分割方式」と「経営で学ぶ感性入試」が併願可能となっているので、入試問題のクセが強い「~感性入試」だが、トライしてみる価値はある(ただし、センター試験において「英語+高得点2科目の合計」が390点・65%を超えていないといけない)
・センター試験後期は複数出願可能なので、多目に出願しておくと、ひょっとして・・・

立命館大の3月入試は、2015年3月5日(木)の実施。出願は郵送・インターネットとも2月20日(金)が締切となっています。