畿央大 2015/3/29日 オープンキャンパスの様子

2015年4月21日

畿央大が2015年3月29日(日)に開催されたオープンキャンパスにお邪魔してきました。

設立13年目を迎える、2学部5学科に2000名弱が在籍する大学です。昨年から募集定員が増やされているので、在籍生数が2,000名を超えるのはもうすぐではないかと思います。

全体の2/3を女子が占めるという女子が多い大学で、しかも、年々女子が増えているそうです。栄養・看護といった女子向けの学科があるのが大きな理由かと思います。

通学時間は2時間前後となっている学生で1/4を占め、近年は地元率が高くなってきていることから下宿生が減っているそうです。

資格面ですが、小学校教員は今年71.4%となり、前年の54.5%から大幅な増かつ過去最高の値。上位大でも中々この数値は出ないのではないでしょうか。

理学療法士国家試験は、今年は53名が受験し52名が合格、合格率は98.1%(昨年は100%)で、全国平均89.1%(新卒のみ)を上回っています。しかし、理学療法士の試験は全国的に平均の合格率が下がって(=難化)しており、今後も試験の難化が予想されるため「これまでのようには行かない」ことを知った上で理学療法を選ぶべきかと思います。

2015年度入試結果についても簡単にご報告がありました。

昨年は6年ぶりの志願者数減となりましたが、今年は大学全体では志願者数が907名増となったものの、看護の新設ラッシュの煽りを受け、看護学科のみ志願者数が-229名となっています。

志願の増え幅に対し合格者数が大幅に増やされており(昨年1,668名⇒今年1,926名)で、トータルの倍率は昨年6.8倍⇒今年6.3倍と大きくダウンしました。特に看護の倍率は昨年7.1倍から今年6.2倍と大きくダウンしています。

入試問題は、公募推薦は少し易しめに、一般入試はセンター試験と同程度のレベル設定にして作問しているそうです。ご参考に。

当日は、上の写真のように保護者向けの説明会も行われました。多くの保護者に混じり、受験生本人もちらほらと見かけました。

畿央大オープンキャンパスの様子をご紹介しました。

 

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