大阪青山大 今春より看護学科新設

2015年7月2日

大阪青山大の高校予備校対象説明会にお邪魔させて頂きました。

上の画像にもあります通り、同大には今春より看護学科が開設されており、健康科学部1学部内に健康栄養学科・子ども教育学科・看護学科の3学科の構成となっています。

既存学科のご紹介です。

健康栄養学科は管理栄養士養成課程(必修88単位)となっており、充実した基礎教育・キャリア教育を土台とし、調理技術習得にも注力しながら人間栄養学の実践指導者を養成することが目的となっています。

その健康栄養学科からの今春の管理栄養士国家試験の合格率が100%となりました。以前は受験者40名中合格がわずか18名で合格率45%だったことがあったという事実を考えると、飛躍的な上昇となっています。

子ども教育学科は開学科時から「健康子ども学」の視点を持ち、初年次教育・キャリア教育での徹底した少人数制・チームティーチング、上級年次生の初年次教育参画、ピアリーダー制度の運用といったことを実践。キャンパス内に子育て支援室を設置し、箕面市との連携を行うなど地域貢献も果たしておられます。

そして、今春開設の看護学科では、必修115単位の看護師養成課程となっており、看護実践能力の育成を軸とし、伝統文化の学びも含めて基礎教育に幅広さをもたせ、治療食や病児保育についてなどの他学科との連携についても注力するなどされています。

就職状況です。

今春卒業生の就職率は97.5%。健康栄養学科90.0%、健康こども学科(現 子ども教育学科)98.6%、といった状況です。

求人件数が一般企業805件⇒1280件、保育・教育職1169件⇒1331件と前年度から飛躍的に伸びており、景気回復がここでも見て取れます。

2015年度入試結果ですが、新設で注目された看護学科は定員80名に対して志願269名・合格130名。推薦入試では1.06倍と落ちついた倍率でしたが、一般では3.04倍となり、1倍台である他2学科と比べて高い倍率となっています。

2016年度入試に向けた主な変更点は以下の通りです。

①公募推薦入試に「専願優遇制度」を導入
②一般入試A日程で2方式選択制を導入
③看護学科においてセンター利用型を新導入
④AO入試における出願資格の変更

 

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