兵庫医療大 看護師国家試験は3年連続100%

2015年7月16日

兵庫医療大の高校予備校対象説明会に行ってまいりました。

大学概要です。

次代を担う医療人を育成するため、兵庫医科大の兄弟校として2007年開学。兵庫医科大・兵庫医科大学病院・兵庫医科大学ささやま医療センターを持つ法人が設置する、医学部以外の医療系に特化している大学です。「幅広い知識と豊かな人間性を持ち、社会とともに医療を担う医療専門職者を育成する」という教育理念です。

同大を含んだ2大学・2病院が一体となって医療人育成に取り組む「医療総合大学」で、薬学・看護・理学療法・作業療法の4学科が単独で学ぶだけでなく、兵庫医科大も含めて関連分野とのボーダレスな教育環境のもと、専門性の高い知識と技術の取得を目指します。これにより、優れたコミュニケーション能力を基礎としたチーム医療や地域医療を担える資質を育成します。

各種国家試験の合格率は以下の通りです。すべて新卒のみのデータとなっています。

薬剤師国家試験62.5%(14年度51.3%) 全国平均72.6%(14年度70.5%)
看護師国家試験100%(14年度100%) 全国平均95.5%(14年度95.2%)
保健師国家試験100%(14年度96.0%) 全国平均99.6%(14年度88.8%)
助産師国家試験100%(14年度85.7%) 全国平均99.9%(14年度97.6%)
理学療法士国家試験97.8%(14年度100%) 全国平均89.1%(14年度90.2%)
作業療法士国家試験93.0%(14年度97.4%) 全国平均85.5%(14年度94.2%)

看護学部は3年続けて看護師国家試験合格率100%である一方、薬剤師国家試験の合格率が低くなっています。

2015年度入試結果です。

今春は「リハビリテーション学部の一般入試後期を廃止」などの変更点がありました。

薬学部は昨年度での大幅な志願者増に続き、今春も志願者数増となりました。一般後期の倍率は昨年10.1倍から今春5.1倍とかなり落ち着いています。他の学科は志願者数減で、総志願者数も減となっています。

薬学部と同様に、看護学部も一般後期の倍率が昨年12.1倍⇒今春9.1倍と落ちつきました。

理学療法学科は昨年6.4倍から今春5.6倍と、トータルの倍率が大きく緩和しました。

志願者の現浪に関してですが、志願者の80%を現役生が占めており、薬学部は浪人生が多く、リハビリが現役生多くなっているそうです。

2016年度入試では大きな変更点はありません。

 

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