関西外国語大 あらゆる手を打つ活発な大学

2015年7月30日

関西外国語大の高校予備校対象説明会に行ってまいりました。

ここ数年で新学部の設置だけでなく、既存学部の中身も見直し、全面リニューアルをしているのが、この関西外国語大の最大のセールスポイントではないでしょうか。

外国語学部は2014年よりカリキュラムを大幅に改定。文学や英語学ばかりのものではなく、留学につながる英語・スペイン語カリキュラムを心がけ、高校から大学へのスムーズな接続を念頭においています。

国際言語学部は募集を停止し、英語国際学部を発足済。現在は学研都市キャンパスに置かれていますが、2018年4月の予定として、同学部を枚方市駅から徒歩約15分、中宮Cから500メートルほどのところにある御殿山キャンパス(仮称)へ移転することになっています。そこには、700名規模の国際国流セミナーハウス(6階建て)をつくり、海外からの留学生と日本人学生が生活を共にして異文化理解を進める、「学・食・住」一致のグローバルタウンとなる予定になっています。

英語キャリア学部 英語キャリア学科は英語だけでなく経済学等の社会科学系の学問を融合させる、高校で言えば「特進」のような学科となります。それゆえ、高い英語力があることが前提となります。1年の海外留学も必須となっているものの、前述の英語国際学部は「1セメスター・語学留学」である一方でこちらは「1年・大学の正規授業の受講」という点が大きく異なる点です。

英語キャリア学部 英語キャリア学科 小学校教員コースは、小学校教員養成に加えて高度な英語力をつけさせる、非常に面白いコースです。卒業は「学士(教育学)」となります。

全国にはここを含め7つの外国語大学があるそうですが、上記の通り最も独自路線を歩んでいる大学だろうと思われます。

就職状況ですが、今春の就職決定率は97.8%となりました。英語キャリア学部1期生が今春卒業しました。就職率100%であるだけでなく、海外での就職者もいるようで、大きな成果が出ています。

2016年度入試に向けて、公募推薦・一般・センター利用の各入試全てでWeb出願を開始されます。

 

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