畿央大 抜群の就職率・資格合格率

2011年6月27日

畿央大の高校予備校対象説明会の様子をご紹介いたします。

最寄駅は近鉄 五位堂駅、そこから徒歩15分あるいはバスで5分で到着します。他にはJR 王寺駅からバスで約20分、というルートもあります。上本町から五位堂までは快速で20分ほどで着きますから、大阪からのアクセスは比較的良いと言えます。しかし、例えば同じ奈良県でも生駒方面からだと少々行きにくいかもしれません。

畿央大①

畿央大②

写真2枚はキャンパスの様子です。2003年に開学したばかりの大学ですから、まだまだ建物に新しさを感じます。

畿央大は開学以来「就職率・各種資格合格率の高さ」と、それに至るまでのサポートの手厚さが最大の特徴として認知されてきました。そんな畿央大の最新の就職・資格合格率を見ていきましょう。

まずは就職率です。大学全体の就職決定率は97.7%。私大全体の就職率90.4%よりはかなり上ではありますが、どうやら開学以来最も良くない結果となったようです。こちらのエントリー「2011年4月大卒就職率 過去最低記録更新を回避」で詳しくご紹介していますが、今春の大卒就職率はかなり悪かったことを考えますと仕方のない事だとは思います。

では、各種資格などの合格率どうだったのでしょうか。畿央大では理学療法学科から理学療法士、健康栄養学科からは管理栄養士を受験されていますので、それら2つについてご紹介しますと、

理学療法士:89.2%(昨年98.7%) 全国平均78.5%(昨年95.4%)
管理栄養士:86.7%(昨年92.3%) 全国平均82.1%(昨年78.7%)

理学療法士・管理栄養士とも昨年よりも大きく合格率を下げてしまっているものの、共に全国平均の合格率より上回っていることがわかります。就職率と同様に、大学内では余り良くないとの受け止められ方をされているようではありますが、全国平均を超えているのは大したものです。

2012年度入試に向けての変更点をご紹介いたしますと、次の通りとなります。

①健康科学部 看護医療学科の入学定員を80⇒90名に。
②助産学専攻科を新設予定(修業年限1年、入学定員10名)。
③AO入試においてⅣ型(専門学科自己推薦)を廃止し、Ⅰ型(自己推薦)に統合。
④公募制推薦入試において人間環境デザイン学科のみで実施していた「デッサン方式」を廃止。
⑤一般入試において大学入試センター試験の変更に伴い地歴公民の選択科目を変更。
⑥センター試験利用型入試前期において健康栄養学科C3方式に必須科目(英語・理科)を設ける。
⑦同中期において健康栄養学科C3方式を新たに実施。
⑧同C2・C3・C4方式において大学入試センター試験の変更に伴い地歴公民の選択科目を変更。
⑨一般入試中期の第一次入学手続締切日を3月8日⇒3月10日に変更。

詳細は大学発行の入試ガイドやHPで確認していただきたいと思います。

特に理学・健康栄養といった理系色のある学科でも公募・一般とも文系科目のみで受験が可能である点が特徴的です。

また、公募推薦は3日間実施されますが、英文を読んで要約と日本語論述を行う「小論文型」か2科の「基礎学力型」選択する形となっています。午前中が小論文型・午後は基礎学力型の試験を行っているので、受験生がその気になれば3日間で計6回も受験可能となります。第一志望の方は見逃せないですね。

また、一般入試は「センター試験レベル」とのことですから、合わせて対策も進めたいところです。

理学療法士・管理栄養士ともに昨今の大学受験生の間では特に人気がある資格です。それらを目指す受験生の皆さんは「高い合格率」を誇る畿央大を一度チェックしてみましょう。