京都女子大 高い就職率・資格合格率を誇る

2011年7月5日

京都女子大の高校・予備校対象説明会に行ってきました。

当ブログでは昨年も何度か京都女子大のことについては何度かご紹介していますので、合わせてお読みください。

京都女子大 創立100周年を迎えての大改革
京都女子大 春のオープンキャンパス 行ってきました

京都女子大ではこれまで様々な改革に取り組まれており、その1つが今春より始まった「女子大初の法学部」です。そんな様々な改革の中で、特に最近ではどのようなことが行われているのか?についてまとめてみました。以下は2011年4月から実施されている諸改革です。

①キャンパス整備
2011年3月に法学部校舎、演習室棟、立体駐輪場が完成したが、今後も新学生寮、新図書館、研究所棟などの建設や、既存校舎の耐震補強工事を充実していく予定。

②教育課程の改善
少人数教育の充実、初年次教育の充実、履修指導の充実という3つの充実に加え、新カリキュラムを導入して学生の成長を支援し、教育・指導する体制を整備。

③学生支援体制の強化
キャリアセンター、教職支援センター、進路・就職課それぞれからのサポート体制を可能にし、学生一人ひとりに対してきめ細やかな支援が出来る体制を整備。

さて、今回のタイトルにもありますとおり、京都女子大は就職率や資格合格率において非常に優秀な成果を出されています。それも順番にご紹介していきます。

まずはやはり「就職率」でしょう。過去3年間の就職率の推移は次の通りとなっています。

2011年 94.8% ? 2010年 93.3% ? 2009年 97.1%

今年2011年の「大卒女子 就職率」は91.2%、「私立大全体の就職率」は90.4%という壊滅的な状況の中でもこれだけの数字(94.8%)を出せているのですから、大変立派だと思います。

また、就職された方のうちで正社員として採用された方の率は92%、従業員500人以上の企業には40%程度が就職されている、という大変頼もしいデータもございます。

資格関連ではどうでしょうか?

京都女子大出身者の各種資格の合格率と全国平均は次の通りです。

管理栄養士国家試験合格率 94.7%(全国の合格率40.5%)
社会福祉士国家試験合格率 45.5%(全国の合格率28.1%)

管理栄養士の合格率の高さが目を引きますが、社会福祉士の合格率についても「近畿地区女子大の中で1位」となっています。どちらも相当な好成績です。

また、教育学科(教育学専攻)と児童学科において、就職希望者のうちで教員や保育士に就職した方の率もお教えいただきました。

教育学科(教育学専攻):87.9%(昨年78.4%)
児童学科:89.4%(昨年68.8%)

教育学専攻の卒業生121名中73.6%となる89名が教員として採用されたそうですが、これより高い率となった大学は全国に4大学のみです。また、上記89名中「正規採用」となった方は43.8%となっており、この%より高い値となった大学は鳴門教育大と奈良教育大の2大学のみとなっているなど、こちらも先に紹介した就職率や管理栄養士・社会福祉士の合格率の高さと肩を並べる良い結果となっています。

これだけ「出口」の状況が良い大学もきっと中々見つからないと思います。

就職率・資格取得率が全国トップレベルの京都女子大。女子の皆さんにおかれましては第一志望として、あるいは第一志望が国公立大や関関同立である場合は、それらの併願先の最右翼として考えて欲しい大学の1つです。

開成教育グループ 入試対策課が自信を持ってオススメする大学です。