僕が受験のために、本格的に勉強を始めたのは4年生の3学期からでした。ちょうどその時期に塾に入塾し、初めての公開テストでは、全く塾のテストに慣れておらず、算数の偏差値は33と壊滅的でした。そして、その後しばらく偏差値が50ぐらいのときが続いて、本当に受験に受かることができるのか不安になっていました。しかし、少しなれてきた頃の5年生の2学期最後の5回目の公開テストでは、国語で偏差値73を取り、約900人中5位まで上がることができました。
その中で、成績を上げることができた1番の理由は、やはり慣れることだと僕は考えています。実際に、僕が初めて受けたテストでは、国語の読解の問題で2ページにわたる文を読む際に冊子のテストを受けるのは初めてだったために、次の文がどこに続いているのかがわからずテストの時間の半分以上を無駄にしたことがありました。しかし、テストの形式に慣れてくると、いよいよ塾で学んだ事をテストで最大限に発揮できるようになりました。そして、母も毎日課題を出してくれた協力もあって、受験1週間前や当日も全く緊張せずにいることができました。そして、試験本番の休み時間では先生たちも言っていたように、終わった試験のことは考えず友達と喋っていました。試験が終わったあとは、自信がありながらも少し不安でもありました。
そして、合格発表の時、先に番号を見つけた母に合格していることを伝えられた時はなかなか実感がわきませんでした。僕が合格できたのは、母や塾の先生たちの支えのおかげです。入学してからも頑張っていきたいです。
【保護者からのメッセージ】
咲くやこの花中学校に行きたいと言ったのは小2の時でした。どうしたら行けるのかわからず、とりあえず…と4年生の冬から塾に通い始めました。最初は何をしたらいいのかわからないことばかりでしたが、説明会や個人懇談などを通して、家で取り組むことが見えてきました。
「すすめられた問題集を3回取り組む」「苦手を見つけ1つずつわかるようにしていく」とリストを作り親子、塾の先生と共に共通認識しながら取り組みました。また模試は試験慣れにとても良かったです。何回も模試では失敗していましたが、入試の前の良い気付きになることができました。マイペースな子なので、課題を可視化することで励みになっていました。
私1人ではこの方法であっているのか不安でしたが、塾の先生がたくさん相談に乗って下さり、本当に安心できました。先生方には感謝でいっぱいです。ありがとうございました。