私が塾に通い始めたのは、五年生の夏頃です。最初は学校で教わるスピードよりも速く、なかなかついていけませんでした。しかし、家に帰って復習していくとだんだんついていけるようになりました。私が宿題や課題で気をつけていたことが二つあります。一つ目は夏期講習や冬期講習、ゼミなどでもらった問題集は、家で全てするようにしていたことです。毎日量を決めてやるようにしていました。二つ目は、出された宿題は解き方を忘れてしまわないうちに早めにすることです。忘れそうな問題は、何回も解き直したり、似ている問題を解いたりしました。
私が苦手だったことは作文です。作文は学校であまり習ったことがなかったので、何を書いたら良いのかが分かりませんでした。しかし先生が作文の書き方を教えてくださったので、うまく書けるようになっていきました。時間内に書けなかったり、具体的な体験が思いつかなかったりしたこともありましたが、たくさん作文を書いているうちにそれも減っていきました。
また私があきらめずに勉強を続けられたのは、家族や友達、先生が支えてくれたからです。分からない問題があったときは、母や先生が優しく教えてくださったし、難しくてやる気をなくしたときは、友達が応援してくれました。受験勉強をしていくには、あきらめない気持ちと支えてもらっている人への感謝の気持ちを持つことが大切です。勉強は、一日で結果が出ることが少ないです。しかし、何日も何時間も勉強し、努力することで必ず最後に結果が出ると思います。この二つの気持ちをいつでも忘れず、勉強に取り組んでください。
【保護者からのメッセージ】
お友達のご紹介で、北堀江教室に通い始めました。
最初の頃は、なかなか成績も安定せず、作文にも苦戦していました。六年生になって、志望コースごとに授業が分かれた頃から、娘の受験に対する姿勢が変わり始めました。
担当の先生は娘の性格を良く理解して下さっていて、残りの三ヵ月をどの様に取り組めば良いか、細かく指導して下さいました。
受験を通して、努力をすること、周りの人に感謝する気持ちの大切さを娘は学べたと思います。最後まで熱心にご指導して下さり、本当にありがとうございました。