私は、小学校四年生から開成に通っていました。思い返すとたくさんの出来事がありましたが、最初の公立高校へ受験しようと思ったきっかけは中高一貫校への受験でした。そのことを決めたのは小六の夏で本番まであまり時間がない短期決戦でした。一月の公開テストでかなり実力がのびていたのでもしかしたらと思いましたが、結果は不合格でした。そのことがあって高校受験でリベンジしようと若崎先生と決意しましたが、中学校に進学してから、中学校受験である程度勉強したからか、勉強しなくてもテストでも良い成績を取ることができました。しかし、次第に学年が上がるにつれ、成績が悪くなる一方でした。私の中では自分は短期間で勉強したらすぐのびると過信してしまい部活や別のことにのめりこんでしまいました。気づけば中学校最後の年。部活も引退し、フリーになった時、何から勉強すればいいかわからなかった時、先生が、私のために勉強計画を立ててくれました。しかしまだやらなくても大丈夫という私の甘えがあり提出期限になった時、まったくやっていない状態でした。そのため先生に「このままでいいのか。」という追い打ちをかけられここでようやくあの時、中学受験の時の悔しさを思い出しました。また不合格になりたくないと思い私のエンジンがかかりました。そこから私のやるべきことを見つけたくさん課題があることを自覚し、これまで逃げていたことも逃げずにぶつかることができました。
私が思うことは最後まで自分から逃げないことです。私はよく自分から逃げてきて、私はしょうがないという風に思っていました。しかし逃げている間にライバル達はコツコツと実力をつけています。自分と戦うことでいろいろな経験ができ実力も伴ってきます。そして近くで支えてくれた先生方に両親に感謝し、日々の勉強を大切にしていこうと思います。