今から、私が大学受験を通して学んだことをいくつか共有したいと思う。人生で一度きりの受験であなたが後悔しないために、少しでも力になれたら嬉しい。
まず1つ目は、時間に余裕をもつこと。私はもともと勉強が嫌いで、特に暗記系はいつも後回しにしていた。ギリギリになって単語も歴史も詰め込むことになったが間に合わず、いわゆる“捨て問”を作って受験に挑むことになった。受験では苦手科目の点数を得意科目で補えるとはいえ、やはりバランス良く点が取れていないと合格はもらえなかった。受験勉強は計画通りにいかないことも多いが、少しでも穴を無くすために余裕をもって、苦手科目からも逃げずに勉強を始めてほしい。
2つ目は、目標を見失わないこと。受験勉強は果てしなくて辛いかもしれない。私も勉強が嫌になって、1週間何も手につかない時があった。それでも合格できたのは、どうしてもこの大学に行きたいという強い思いを忘れなかったからだと思う。何度も諦めかけたけれど、その度に自分の目標を思い出して、机に向かい直した。受験は、自分が目指したいものは何なのか、何度も問い直す期間になる。まだ進路が曖昧な人は、ゆっくりでいいから“自分が本当にやりたいこと”を探してほしい。
3つ目は、感謝を忘れないこと。自分の進路を自由に決定し、それに向かって努力できることは決して当たり前ではない。とても恵まれたことだと思う。もし精神的に追い込まれたとしても、陰であなたを支える周りの人への感謝を絶対に忘れないでほしい。
最後に、私が受験期に何度も励まされた言葉をみんなにも伝えたいと思う。「受験は、夢に向かってひたすらに努力できる、ある意味人生で一番幸せな時間。受験は、人生で一番多くの人から応援される時間。」私も全力であなたを応援しています。心配しなくても大丈夫。まだいけるよ。前を向いて頑張れ!!