私が開成に入塾したのは、中学2年生の3月頃でした。私はそれまで、勉強をすることがあまり好きではありませんでした。しかし、長居教室での授業はとても楽しく、勉強をすることが苦にならなくなりました。私はそれから、ほぼ毎日自習をしに行くようになりました。しかし、入試2週間前の受験校を決める学校の懇談で、合格は難しいと言われました。私は担任の先生と、残り2週間頑張ると約束し、受けさせてもらうことができました。そして私は残りの2週間、「先生を見返してやる」という気持ちで勉強を頑張りました。受験当日、私は試験開始直前まで苦手なところを見直しました。すると、見直しした範囲が問題に出てきました。そして無事合格し、先生をおどろかせることができました。入試まで、本当に何が起こるか分かりません。合格が難しいと言われて合格する人もいれば、私よりも過去問の点数が高くても、落ちた人がいます。なので、最後まで諦めないでほしいです。
【保護者からのメッセージ】
中学3年生になったばかりの頃は勉強する姿勢を見ていても受験生という自覚があまりないのではないかと心配していましたが、受験が近づくにつれて現実味が帯びてきたこともあり机に向かう時間が増えていきました。新型コロナウイルスの為、オンラインでの授業や休校などで子どもはたくさんの我慢を強いられた中学校生活でした。更に受験は初めての経験で、不安や戸惑いなどがあったと思います。その不安や戸惑いを子どもは色んな形で表現してくると思いますが、それを受け止めフォローしてあげられるのは親しかいないと思います。
受験は子どもと同様親も初めての経験で不安もありますが、常に子どもの見方になり寄り添ってあげることが大切だと思いました。
私も親として色々学び成長できた1年でした。ありがとう。