高校受験をひかえた中学3年生でフリーステップに入塾し、高校進学後も変わらず通っていました。高校の勉強について行くためというのももちろんですが、先生方に良くしていただき、居心地が良かったからというのもあります。
いよいよ高校3年生になり、受験生活が始まりましたが、高校最後の学校行事は、学校が大好きな私にとって何にも変えられないものだったので、文化祭や体育祭では舞台に立ったり実行委員をしたり応援団に入るなど、積極的に参加しました。一方塾ではもちろん勉強にはげみ、授業の合間に先生方と行事の話をしたりするのが良い息抜きでした。
大学受験というのは、時間を全て勉強に当て、ほんの少しのすき間時間にも単語帳を見たり、寝る間を惜しんで勉強する、というイメージがあり、実際私もそうであろうと頑張ってはみましたが、残念ながらできませんでした。そんな自分を何度も恨みました。でもおかげで、笑顔の多い受験生活だったなと思います。勉強すべき時は全力で勉強し、休む時は完全に気持ちをオフにして、自分が楽しくいられることをする。こんな大学受験があっても良いんじゃないかと私は思います。
友達は、志望校合格という同じ目標を持った仲間であり、先生はかつて同じ目標を持っていた先輩です。そんな友達と受験に対する愚痴を言い合ったり、先生に不安を打ち明けたりできるのも、受験生だからこそ。どうせやるなら、受験生である今を精一杯楽しんでやりましょう。きっと自分の人生にとってかけがえのない経験になります。