大学入試改革対策は先手必勝
大学受験に強いフリーステップが徹底解説

大学入試改革とは

近年、グローバル化や少子高齢化など目まぐるしく社会状況が変化してきました。時代に適応するためには知識だけではなく、主体的に考え、判断し、実行に移す力が必要だと言われています。

大学入試改革は、高大接続改革(高校教育改革・大学教育改革)のうちの一つであり学習指導要領改訂に込められた『生きる力。学びの、その先へ』という想いを実現するためのもので、正式名称を「大学入学者選抜改革」と言います。

具体的には、知識以外の多様な能力も評価する大学入試制度へと変化させることです。2021年度より、大学入試センター試験に変わって「大学入学共通テスト」が導入。これまで行われていたAO入試や推薦入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜と名称が変更になり、選抜方法が変わります。
なお、予定されていた大学入学共通テストにおける「記述式問題」の導入や「大学入学英語成績提供システム」の導入については見送りになっています。

万全の対策で入試を迎えるために、大学受験に強いフリーステップが「大学入試改革」を徹底解説いたします。これから、大学入試を迎える方は、ぜひ参考にしてみてください。

大学入試改革の変更点と特徴

  • なにが変わるの?▼

従来までの大学入試センター試験では、学んだことをどれだけ間違えずに答えを出せるか、知識・技能がどれだけ身についているか、マーク式で試されていました。大学入学共通テストでは知識・技能だけでなく、思考力・判断力・表現力を判断するため、問題設定や素材を変化させるなど、出題形式が変更されます。また、「学力の3要素」について、多面的・総合的に評価する入試に転換します。

また、「学力の3要素」について、多面的・総合的に評価する入試に転換します。

  • 学力の3要素
  • 1.知識・技能
  • 2.思考力・判断力・表現力
  • 3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
  • 共通テストの出題形式【特徴】▼

大学入学共通テストを実施するにあたり、2017年度と2018年度に試行調査が行われています。そこから見える出題形式の変更としては4つのポイントがあります。

  • 大学入学共通テストのポイント
  • ①問題文の語数増加
    センター試験と比較し、試行調査では問題が会話文で出題されているものや、実用的文書や資料を複数提示して出題されているものが多く見られます。それにより、英語(リーディング)の問題総語数は約5,100語となり、センター試験と比較すると約1,100語、語数が増加しています。
  • ②問題設定の変化
    問題文に実用的文書などが加わったことから、日常的かつ身近な場面や社会的な視点から問題が作成されるようになっています。資料や場面などから判断が必要で、判断力が試される問題が増加しています。
  • ③問題素材の変化
    図や表などの視覚的資料を参照する問題が増加しています。中には教科書や資料集などでは見られない初見の資料から出題もありました。資料を覚えておくだけでは対応が難しく、意味や見方を正しく理解しておく必要があります。
  • ④マーク式 解答の多様化
    正しいものを全て選ぶ「全答問題」や手前の設問の解答により次の設問解答が変わる「連動型問題」などが出題されています。「全答問題」は全ての選択肢が正しいか誤りかを判断する必要があるため、解答に時間を要することになります。
  • 大学入試センター試験との比較▼
名称 大学入試センター試験 大学入学共通テスト
実施年度 2019年度(2020年度入試)実施後廃止 2020年度(2021年度入試)
出題教科・科目 6教科30科目 大学入試センター試験と同じ。ただし、数学①(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A)は試験時間が60分から70分に変更
※次期学習指導要領下での実施となる2024年度(2025年度入試)以降は簡素化を図る
記述式問題 なし なし
※「国語」、「数学Ⅰ」、「数学Ⅰ・A」で導入予定も見送りに
英語試験 4技能(読む・聞く・話す・書く)のうち2技能(読む・聞く)を評価
配点は筆記200点、リスニング50点
4技能(読む・聞く・話す・書く)のうち2技能(読む・聞く)を評価することは変わらず、筆記をリーディングに変更して実施
※4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価するため民間試験を活用することを継続して検討
配点はリーディング100点、リスニング100点となり、リスニングの配点比重が増える
実施期日 1月13日以降の最初の土曜日曜2日間 大学入試センター試験と同じ
※CBT(パソコン上で解答する入試方式)の導入に向けた調査・検証結果を踏まえ、2024年度(2025年度入試)以降の複数回実施の実現可能性を検討
  • 英語はリスニング重視?▼

英語の配点比率がリーディング:リスニング=1:1になることにより、リスニングの対策はセンター試験以上に重要になってきます。ただし、配点比率は大学により変更することができます。

配点比率
R:L
主な国公立大学
1:1
(新型)
北海道、弘前、高崎経済、東京学芸、東京工業、お茶の水女子、一橋、名古屋工業、京都市立芸術、福知山公立、広島、鳥取環境、鳴門教育、九州、九州工業、鹿屋体育など
4:1
(従来型)
国際教養、福島、茨城、筑波、群馬、千葉、神奈川県立保健看護、新潟、信州、名古屋市立、京都教育、京都工芸繊維、神戸、神戸市外国語、神戸市看護、奈良教育、奈良女子、鳥取、島根、岡山、徳島、長崎、熊本など
3:1
(独自型)
北見工業、東北、宇都宮、東京医科歯科、電気通信、新潟県立、福井、名古屋、岐阜、静岡、浜松医科、京都、大阪、大阪市立、奈良県立医科など
その他 秋田、東京、東京農工、東京都立、横浜市立、山梨、都留文科、三重、滋賀、京都府立、兵庫県立、愛媛、大分、鹿児島など

リスニングの配点比率を従来のセンター試験と同じにしている大学もありますが、リスニングの配点比率が高くなる大学が多くなっています。志望する大学の配点比率は各大学から発表される要項で確認しておくようにしてください。

  • 英語外部検定と記述の対策はしなくてよい?▼

大学入学共通テストにおける「大学入学英語成績提供システム」の導入は見送りになりましたが、国公私立大学の約53%にあたる大学が英語外部検定を利用している入試を実施しています。検定を持っていることにより、特別な入試を受験できたり、加点など優遇を受けられたりするなど検定を持っていることでのメリットがたくさんあります。検定の対策を行い、受検しておくことをお勧めします。
また記述対策についてですが、国公立大学の約80%は個別試験で記述式問題を出題しています。また、私立大学でも新規に記述式問題を出題する大学が出てきています。志望大学に合わせて必ず対策しておく必要があります。

  • 選抜方法で何が変わる?▼
選抜 選抜方法 日程
一般選抜 学科試験が中心
・共通テスト、個別試験(国公立大2次・私立大)
・調査書などを積極的に活用し、主体性を評価
試験2月1日~3月25日
合格発表~3月31日
総合型選抜
(旧AO入試)
志願者の表現能力や意欲等の評価重視
・志願者が提出する資料と丁寧な面接
・学力を測る指標(共通テストや学科試験)
出願9月1日~
合格発表11月1日~
学校推薦型選抜
(旧推薦入試)
高校在学中の学習成果や推薦書を重視
・学校が示す推薦書で学力の3要素を評価
・学力を測る指標(共通テストや学科試験)
出願11月1日~
合格発表12月1日~

※新型コロナウイルス感染症対策に伴う試験期日の配慮により、2021年度のみ総合型選抜の出願は9月15日~となります。

選抜名称や選抜方法が変更されます。これまでのAO入試は「総合型選抜」に、推薦入試は「学校推薦型選抜」に変更されます。一般選抜はこれまで学科試験の結果を中心にしていましたが、今回の大学入試改革により、調査書などを積極的に活用し、主体性を評価するという項目が追加されています。それにより、調査書を得点化して学科試験の得点と合わせて選抜に用いるなどの大学が増えています。また、総合型選抜や学校推薦型選抜では学力を測る指標として学科試験の実施が項目に追加されています。小論文などが中心になりますが、英語や数学などの試験をする大学も出てきています。

大学入試改革への対策

  • 今からできる対策は?▼

~おすすめの大学入試改革対策~

①英語外部検定

英検などの認定資格を早期取得する。音読重視で正しい発音を身につける。

②思考力・表現力

国語や数学でも、契約書や説明書など実生活に根差した知識が問われるため、覚えるだけで満足せず、考える習慣、表現する習慣をつける。

③問題文の長文化

普段から短い文章も丁寧に読み、典型問題でも再確認する。数学の問題も問題文が長文化しているため、問題を解くために必要なキーワードを読み取る読解力をつける。

④暗記だけに頼らない

マーク式でも「複数回答」「解なし」という答えがありうるため、4択問題では全ての選択肢の正誤を確認する。

⑤高校基礎レベルの早期完成

上記の通り、テスト形式は変化しているが、履修範囲は同じ。これまでと同様のインプットは必要になる。そのため、高校基礎レベルを早期着手・早期完成させることが基本になり、高1内容に不安な単元がある人は、高2になるまでに必ず克服しておき、学習計画を早め早めで進めていく。

  • フリーステップでの対策▼
◎発問型授業-思考力・記述力養成-

授業中、大切なポイントについては講師が生徒に質問(発問)し、その理解度の確認とフォローを行います。授業中にしっかりと考える、論理的に説明する、など考えるプロセスを大切にした指導を行うことで、思考力や記述力(表現力)を身につけられるようサポートしていきます。

◎オリジナルテキスト-ライトパス英語-

個別指導塾でオリジナルテキストを作成することはかなり稀です。フリーステップでは丸暗記に頼らない「英語の本質を身につけること」に重点を置いています。本質を身につけることで、応用問題にも冷静に対処することができるようになり、また本質理解は聞く・話すことの礎となります。さらに、「自分の意見や考え」を述べるために必要な力の土台になります。

◎英語4技能検定対策講座

筆記試験だけでなく面接(スピーキング)試験に対応すべく、ベネッセコーポレーション1:1オンライン英会話「English Speaking Training」を用いた英語4技能検定対策講座を開講しています。オンラインで映像を繋ぐことにより、ネイティブの講師とスピーキングのトレーニングを実現しています。

◎代ゼミサテラインコースの対策1

Trinity総合英語
「読む」「書く」「聞く」「話す」という英語4技能の基礎を効果的に学ぶことが出来る講座です。英語4技能試験の対策を始めるにあたって、オススメの講座です。

◎代ゼミサテラインコースの対策2

論理国語《読解力・表現力養成》
入門編で論理的に「読む」「書く」ためのポイントを学び、実力錬成編で「読解力/記述・表現力」のレベルアップを図ります。

◎代ゼミサテラインコースの対策3

共通テスト英語リスニング、2次・私大英語リスニング
共通テストと国公立2次、私大でのリスニング問題対策が出来る講座が開講されています。「聞く」トレーニングだけでなく、各問題の対処方法なども学ぶことができます。

◎代ゼミサテラインコースの対策4

英検対策講座、TEAP対策実戦講座、GTEC対策講座
英検やGTEC、TEAPなど様々な外部検定の対策講座を開講しています。「読む」「書く」「聞く」「話す」について本番での効果的な解答方法とその対策を解説していきます。

  • 科目ごとの傾向と対策▼

実施されるまでは、「過去問」が存在しないため、演習などはどうすればいいのか不安に思われるかもしれませんが、参考にすべきは代ゼミの大学入学共通テストなどの予備校の模擬試験や「プレテスト」です。これまで2回実施されたプレテストですが、1回目と2回目では変更や改良している点もあります。傾向をしっかり読み解き、受験科目の対策をして、本番に向けて早めに準備を始めましょう。

代々木ゼミナールによる2018年度「大学入学共通テスト」試行調査(プレテスト)分析

※代々木ゼミナールHPより

大学受験に強いフリーステップでは、全力で大学受験生をサポートしています。
様々なイベントや入試情報冊子などをご用意していますので、詳しくは▶ 高校生の指導内容をご覧いただくか、お近くの教室で、進路相談、学習相談を受けてみてください。(無料・要予約)

[フリーダイヤル]個別指導本部 0120-88-0656