2018年度 高校受験ガイダンス実施レポート

2018.06.12

高校受験ガイダンス実施レポート

高校受験ガイダンスを初開催!

2018年5月19日(土)、大阪2会場・滋賀・京都・兵庫・奈良・東京にて【高校受験ガイダンス~夏~】を開催しました!当日は全会場で合計683名の方にご参加いただきました。
高校受験ガイダンスは現在の社会情勢や今後の教育改革の動向に不安を抱える保護者や生徒のため、初めて開催したイベントです。

ガイダンスでは目前の入試に向けての1年間の学習スケジュールや近年の入試傾向とその対策などをお伝えしました。

現状の社会情勢と今後の教育改革

経済産業省が、「社会人基礎力」として3つの能力と12の要素を定義しています。

決められた事を効率よくこなす人材より主体的に考えて自ら課題を発見し、周囲と協力して行動できる人材が今、社会では求められています。

そんな中、入試問題も変化し、2020年から現行のセンター試験に代わり、「大学入学共通テスト」が導入さます。そして大学入試に限らず、高校入試、中学入試においても≪思考力・判断力・表現力≫が問われる出題が増えてきました。資料の読み取りや記述形式の問題が増加し、自分自身の意見を記載する問題まで出てきています。

ガイダンスでは具体的な入試の話をする前に、今社会がどんな状況にあり、それが教育にどう影響を与えているかをお伝えしました。

志望校に合格するためには

高校受験は、中学3年生の過ごし方がとても重要となります。
夏休み明けには、定期テストはもちろん、各種の模擬試験や学校での実力テストなど数多く実施されます。中学校生活の中でテストが多い時期です。またこの時期のテスト結果は、志望校を決めるうえで大きなウエイトを占めています。

ガイダンスではこの大事な時期を乗り越えるため、どのようなスケジュールで、どんな学習をすべきか、またオープンスクールや学校説明会に参加し、学校を知っておくことの重要性も説明しました。

メモを取りながらガイダンスを聞く様子

各都府県の入試制度

自分が受験する都府県の入試制度を知っておくことは重要です。例えば入試における内申点の配分は都府県や学校ごとでも違います。

入試制度を知らなければ、志望校に合格するためには、内申点がどれくらい必要なのか、必要な内申点を獲得するのにどれくらいの成績が必要なのかわからないまま学習を進める、つまり目標なしに学習を進めることになってしまいます。

また出題傾向も都府県により違いがありますので、効率的に学習を進めるには知っておくことが重要です。

ガイダンスでは、大阪では英国数の試験が難易度別に3種類あることや入試制度改革の影響を受け、高校入試の出題も変化してきていることをお伝えしました。また単に内容を伝えるだけではなく、出題傾向や変化に対応するために必要な学習方法も合わせてお伝えしました。

志望校はどうやって選ぶ?

①公立か?私立・国立か?
②普通科か?専門学科か?
③進学・就職実績はどうなっているか?
④通学経路は?通学可能な距離か?
⑤校風が合っているか?
⑥課外活動がどうなっているか?
⑦進学校か?大学附属校か?
⑧男子校か?女子校か?共学校か?

高校選びは、将来を左右します。私立・公立のどちらを選ぶか、卒業後は進学か就職か、また、その実績はどうなのか。人により視点は異なります。想像していた学校とは違うという事を無くし、将来思い描いている自分になるために学校選びは重要です。

ガイダンスでは、志望校を考える上の8つの要素について説明いたしました。また志望校を考える際の成績の目安についてのお話もさせていただきました。

その他、進学実績や指定校推薦枠の量など実際の各高校のデータを交えつつ、将来どのように自分が進んでいきたいかを考えて自分にふさわしい特徴の学校を選ぶことの大切さもお伝えしました。

 

ガイダンス終了後、高校受験について色々考えて今後どうするかと相談しながら帰宅される方もおられました。また、今日から頑張るといったやる気に満ち溢れた表情で帰宅された方も多数おられました。

個別指導学院フリーステップでは、進学についての様々なイベントを実施し、進学を応援してまいります。ぜひこの機会にどのような事を行っているか把握していただければと思います。

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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