感単勉強会実施レポート

2021.07.21

開成教育グループでは6月6日(日)に高校生対象の英単語の学習を中心とした『感単勉強会』をオンライン配信にて実施しました。高校2年生から3年生まで総勢400名以上の高校生が参加しました。

感単勉強会(感動!こんなに覚えやすい単語勉強会)とは

「暗記だけに頼らない効率的な英単語学習法」を学ぶ勉強会。英語の学習に於いて英単語を覚えるというのは単純作業のように考えられがちです。一般的に、見て、書いて、声に出してひたすら丸暗記するつまらない作業というイメージを持つ方も多く、そのため、単語がなかなか覚えられないという人も多いかと思います。そんな人に新しい英単語の成り立ちを知ってもらい、英単語学習を楽しく効率的に進めようというのが、感単勉強会!

感単勉強会実施レポート

内容は事前テスト後、代々木ゼミナールの超人気講師である西谷昇二先生の90分の講義を経て、 修了テストを行い、勉強会の成果を測定し、今までの自己流の勉強方法と比較してもらいました。

代々木ゼミナール西谷昇二先生の授業

感単勉強会実施レポート

西谷講師の授業では単語の講義だけでなく、受験や勉強に対する心構えから、英語と日本語の考え方の違いなど丁寧な説明から始まり、徐々に英単語の話に移っていきました。

感単勉強会実施レポート

againstとintoの違いを言葉だけでなく、実際の動きで違いを実感させてくれて理解させてくれるような非常にわかりやすい、頭にすっと入ってくる講義内容でした。

語源に着目した英単語学習

感単勉強会実施レポート

語源とは単語の成り立ちのことで、例えば日本語としても定着しているrevival(リバイバル)「復活、再生」という単語でしたら、 接頭辞のreが「再び」、語根のviが「生きる」、を意味し、接尾辞のalが動詞を名詞に変える働きを持っています。 従って、「再び生きる」を名詞にしたもの、ということで「復活、再生」という意味になります。 語根のviが使用されている他の単語にはvital「生き生きとした」などがあり、 語源が同じものでは日本語としても馴染みのあるvivid color(ビビッドカラー)「鮮明な、生き生きとした色のこと」、 vital area(バイタルエリア)「サッカー用語、MFとDFの間の得点につながるプレー、 生き生きとしたプレーが発生しやすいスペースのこと」などがあります。 このように英単語は接頭辞や語根の組み合わせでできているということを知ることで、 ただの丸暗記ではなく理解を伴って単語を覚えることができます。また、未知の単語の意味でも類推できるというメリットがあります

勉強会前後で実施したテストで最高56点の上昇

感単勉強会では会の成果を参加者に実感してもらうため、前後でテストを実施しました。 事前のテストと修了テストの得点を比較すると、90分の講義で最高56/100点の上昇が見られました。

参加者の声(レポートより抜粋)

・感単勉強会もそうですが、最初の自立心、自尊心、自制心の話がすごく響きました。 自制心は特に大切だと思いました。

・単語(の授業)も良かったが、授業の最初に話していた内容(勉強に対する考え方や英語  の考え方)がタメになった。(モノ、コトなどの話をしていたところ)

・考えて単語の意味を出すことができる方法が学べてよかったです。

・単語が覚えやすくなったし、知らない単語も意味をとりやすくなったと思う。

・言葉だけでなく動きでも説明してくれたのでわかりやすかった。

・すごく分かりやすくてモチベーションにもなりました。

・最初のテストでは、これかなぁーと不安に思いながら、自信を持って答えることの出来る単語が少なかったけれど、受講した後は、この接頭語の意味がこれだから、この意味だなと考えるようになり、自信を持って答えることができました。点数も90点台になることができたので、とても嬉しかったです。この、感単勉強会に参加して良かったし、これから単語を勉強するのが楽しみです。

今回、感単勉強会で西谷先生に講義していただいた内容は代ゼミサテライン授業でも受講することができます!

西谷先生の詳細なご紹介は以下のページをご参照ください。
授業動画のサンプルもあります!

》開成教育グループ 代ゼミサテライン予備校 講師紹介

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