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開成教育グループ


高校での数学について

2019 年 4 月 1 日

皆さん、こんにちは。また、高校1年生の皆さん、高校合格おめでとうございます。新学年になり、気分一新、抱負や様々な希望を胸に1日1日を過ごしていると思います。今回のブログでは、そんな皆さんに高校の数学へのアドバイスをしてみたいと思います。

さて、高校に入るとたくさんの人が、「数学が難しくなった」と言うようになります。そのために、多くの人が数学の勉強の仕方のアドバイスをしてくれています。「途切れず勉強し続けるのが大事」「習ったところはすぐに問題演習をして理解を固める」「間違ったところや迷ったところにはチェックを入れて復習できるようにする」等、それぞれもっともなアドバイスがあります。

ここでは、私がやってみて、今でもよかったと思うことを書いてみたいと思います。

 

いきなりですが、皆さん、「1mって何cm」でしょう?

「そんなのは100cmに決まっている!」ですね。受験を終えた皆さんには少し失礼な質問だったでしょうか?

では、少し質問を変えてみましょう。

今、皆さんの目に映っているもので、1mのものはどんな物がありますか?もしくは、「手で1mの幅を作ってください」と言われたら、「これだ」とか「これくらい」と具体的に示せるでしょうか?

恥ずかしながら、私は、受験勉強時代にさんざん「1m=100cm」という計算をしていたはずなのですが、この質問に対して、当時、自信をもって答えることができませんでした。勉強が単に紙の上の出来事=机上の空論だったのです。

同じような出来事として「目をつぶって、1分たったと思ったら手を挙げて!」というゲームをしたのですが、正しく手を挙げることができませんでした。「1分=60秒」だから、60を頭の中で数えたらいいだけのはずなのですけどね。

皆さん、受験の中で様々な問題を解くテクニックを覚えたと思います。私もそうでした。が、そこで学んだはずのことが実際に身についていないと感じられた出来事でした。

そこで皆さんへのアドバイスです。身近なものの「長さ」や「時間」、「重さ」を感覚的につかめるよういろいろなものを「測って」みてください。

そのための道具としては物差しや、ストップウォッチなどという大層なものはいりません。自分の手足を使うのがいいでしょう。皆さんは自分の靴のサイズを知っていると思います。それがわかれば自分の歩幅が靴何個分かがわかります。私の場合、靴のサイズが26cm、普通に一歩進むと、後ろのつま先から前のつま先まで、およそ靴2個分になります。すると、一歩が50cm強なので、二歩進めば1m強だとわかります。すると近くにある電柱まで、何歩くらいで進めるかを測ればその距離がわかります。

ついでに、それと目視での感覚を対応づけてみましょう。目で見た距離感が、数値でいうとだいたい何mくらいかがわかってきます。今の時代なら、スマホの距離測定アプリや、位置情報サービスを使えば、長さを客観的に測るのも可能です。その値と、自分の手足を使った感覚を比較してみてください。「長さ」というものが身近に感じられるでしょう。「少しずれた」とか「ほぼぴったり」とかを感覚的につかんでみてください。ついでに歩いた時間を測れば、自分の歩く速さがわかってきます。

 

新年度なので、まだ、通学途中に新しい路を見つけることもあるでしょう。歩く速さがわかり、見た目の距離がわかれば、どれくらいでその路を通り抜けることができるかがわかります。近道でしょうか、遠回りでしょうか?また、最近は地図情報サービスが発展していて、徒歩何分と表示されることがよくあります。

それと比べると、自分は速足なのでしょうか、ゆっくりタイプでしょうか?さまざまなものを測ってみることで、今まで算数・数学で学んできたことが、より生き生きと感じることができるようになるでしょう。この、生き生きと感じられるということが勉強では物凄く大切です。そして、こういう身近な感覚は、実は大学入試でも生きてきます。皆さんが受ける「大学入学共通テスト」では、身近な題材に関して数学を使って理解していく問題が出されることになっています。

例えば、階段の幅と、高さを調べて、高校で習う三角比を絡める問題などが例題として出されています。そんな問題を初めてみるよりは、身近に感覚としてとらえていれば、「ああ、あんな感じか」とわかって取り組みやすくなるでしょう。きっちり理解すれば、「角度」を「分度器」で測るものではなく、「長さ」から理解できるようになります。

高校数学は抽象的だといわれることもありますが、何事も身近な経験からの発展形です。より身近なものになるよう数学と取り組む幅を拡げてみてください。

 

開成ハイスクール数学科 村上豊

高校1年生は最重要学年!

2019 年 3 月 1 日

こんにちは。開成ハイスクールの福原です。

今月は、いよいよ公立高校入試を控え、最後の総仕上げを行っていることと思います。

志望校に合格できるよう、心から祈っています!

さて、今日のブログでは、高校入試が終わった後の高校生活のことを書こうと思います。

 

まず高校での学習についてですが、中学の時と比べると大きく異なります。高校の授業はいわゆる「予習型」で、中学の時のようには懇切丁寧に説明をしてくれません。その理由は「学習量の多さ」です。中学と比べて、1年間で学ぶ量が極端に増えるためどんどん進んでいきます。

 

このように1つの科目を取っただけでも相当大変になるのですが、大学入試で必要な科目は、国公立ですと、英語・数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ・数学B・現代文・古文・漢文に理科と社会が加わり、理系ではさらに数学Ⅲもあります。これだけの受験科目がありますので、高校入試のように受験1年前から本気になってがんばるぞ、といってもまったく間に合いません。

 

高校入試が終わって「とりあえずのんびりしたい」「とりあえず一人でがんばってみる」と言う生徒さんを、毎年ちらほら見受けますが、その結果、ほんの少し気を抜いただけで、中間テストで大失敗し、授業にまったくついていけなくなってしまっているのが実情です。

 

まずは春休みに各教室で実施される「新高1スタートアップ講座」に参加して、中間テスト範囲の先取りをするとともに、ぜひ高1生になっても開成に通ってもらい一緒に勉強できればうれしいです。

 

教員一同も君たちのために全力で取り組みます。これからも一緒に頑張りましょう!

開成ハイスクール 英語科 福原 俊幸

選択を正解に

2019 年 2 月 1 日

人生には様々な選択があります。
はたして、今どちらを選ぶのが正しいのか。
今、まさに将来について悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
どの大学にしよう
どの学部にしよう
なりたい職業が複数ある、どの職に就こうか
正しい選択をしないと後悔するのではないか・・・
人生は戻ることはできないし、すべてを経験するわけにはいかない以上、それが正しいかどうかは分かりません。
だったら、選んだ道、決断した道を正解にするよう行動するのが大切だと思います。
高校生の皆さん、人生は選択の連続です。
失敗なんてないのです、あのときの選択肢があっていたのかどうかとくよくよして足踏みしている方がよっぽど失敗なんだと思います。選択肢を選んだ後、どのように進むか「これで良かったんだ」と後から振り返って言えるような選択を、積み重ねていくことが大切なんだと思います。
好きな偉人の言葉に次のようなものがあります。

 

 

「困難の中に、機会がある。」

アルベルト・アインシュタイン

 

 

「安易な道は効率的だし時間もかからない。困難な道は骨が折れるし時間もかかる。しかし、時計の針が進むにしたがって、容易だった道が困難になり、困難だった道が容易になるのだ。」

カーネル・サンダース

 

 

 

自分の選んだ道を正解にするよう精一杯努めましょう!

 

開成ハイスクール数学科 堀川大介

謹賀新年

2019 年 1 月 14 日

新しい一年が始まり、開成ハイスクールに通う生徒たち、そして教員共々、さまざまな目標や意気込みをもって2019年を迎えています。こと高校3年生に関しては、新年を迎えるとともに、間近に迫ったセンター試験への緊張感も相当なものとなります。ここからが正念場であり積み上げてきた学力がどの域まで達することができるのか、強い精神力が必要となります。本当の意味での受験生にとっての「迎春」は、志望校合格の知らせとともにやってくることでしょう。

さて、2020年度の大学入試制度改革が声高に叫ばれ、大学入試センター試験も本年を入れて、残すところあと二回。現高1生からは、「大学入学共通テスト」が実施されることとなります。国語・数学では記述問題が各三題出題されますが、昨年11月に実施された試行試験の問題を見る限り、既存のセンター試験の対策のみでは解くことが難しい思考型の問題もみられます。この点において、指導を行う側も過去の延長線上の指導を継続していては、到底受験に向かう生徒の成績向上は見られないということです。開成ハイスクールでは、本年3月より高1生から英語の授業に早期リスニングを取り入れ、また外部検定の対応として、いち早く英検対策NET講座などの配信を実践しており、大学入試制度改革への早期対応を行っています。また新年度からは、高1・2生は英語・数学ともに55分×2コマの授業時間を設定し、腰を据えた勉強のできる授業時間の確保により、学校の定期テスト対応から将来の大学受験対策まで、万全な「現役合格」に向けた授業時間とカリキュラムを構築しています。本年度も通塾する生徒の成績が少しでもアップするよう、職員ともども全力の授業と学習サポートに努めてまいります。

激動する大学入試制度改革の最中、2019年度も開成ハイスクールに通う塾生にとって、また保護者の方にとってよい一年になることを祈念いたします。

開成ハイスクール 重留英明

高3生諸君へ ~最良の結果を残すために~

2018 年 12 月 24 日

今年もいよいよあと1週間となった。公募推薦入試も終わり、一部の大学では一般入試の出願期間が既に始まっている。また来年1月19日と20日の実施のセンター試験まで1か月を切った。更に関関同立を始めとする一般入試も1月下旬から本格的に開始となるが、これも残り1か月に迫っている。これからの残された日々は極めて重要な意味を持つ。最大限の勉強を積み重ねながら、入試当日は最高の結果を残さなくてはならない。

 

今年も公募推薦入試は非常に厳しい入試であった。産近甲龍を始めとする私大入試では10倍近い倍率となった学部・学科も多数存在し、数点差で合否が決定されるという受験生が散見された。定員厳格化の流れの中で、大学入試を取り巻く状況はますます厳しさを増している。入試では合格最低点の辺りで受験生の層が最大数となるので、1問当たり3~4点とすると、1問正解するか不正解かによってあっという間に数十番の順位が逆転することになる。入試ではほんの少しのミスも許されないということを強く認識し、一般入試の過去問演習を行う際に、確実に合格最低点を確保するということを強く心掛けて、緊張感を持って問題演習に臨むことが極めて肝要である。

 

また国公立大受験生もいよいよセンター試験が目前となった。センター試験の重要性については改めて強く強調しておきたい。センター試験後、センターリサーチの結果が1月24日に返却されることになるが、ここで最低でもC判定以上の結果を必ずたたき出してもらいたい。二次試験のことも気になるであろうが、今は何といってもセンター試験の仕上げに全力を注ぐ時期である。A・B判定で不合格の受験生はほとんどいないし、逆にD・E判定で合格の受験生もほとんどいないという現実がある。センター試験が終了してからでも二次前期試験の2月25日まで、まだひと月二次試験の勉強をすることが出来る。しかしながらセンター試験の勉強が出来る期間は最早ひと月ないのである。優先課題がセンター試験であることは明らかである。

 

押し寄せる不安に押しつぶされそうになる日もあるであろう。そんな時でも自分の力を信じて、入試当日まで全力で努力を続けて欲しい。苦しいのは誰しも同じである。毎年こうした重圧と闘いながら、多くの受験生が合格を勝ち取っているのである。更に、体調管理には充分心掛けること。少し疲れを感じる日があれば、思い切って眠ってしまうのも有効である。

 

 

本日はクリスマスイブである。

老犬パトラッシュと画家を目指していた少年ネロとの心の交流を描き、衝撃的な結末を迎える『フランダースの犬』は、最後がちょうどクリスマスの場面である。実に悲しく切ない話であるが、こうした苦しみを受け入れざるを得ない状況にある人々もいることに思いを馳せながら、今勉強に集中して取り組むことの出来る幸せを噛みしめ、そうした状況を生み出してくれているご家族に感謝して最後まで全力で頑張ってもらいたい。

 

 

最後に、コブクロの名曲『桜』の中の一節を紹介する。

 

人はみな 心の岸辺に 手放したくない花がある

それはたくましい花じゃなく 儚く揺れる 一輪花

花びらの数と同じだけ 生きていく強さを感じる

嵐 吹く 風に打たれても やまない雨はないはずと

 

 

全ての受験生の健闘を心から祈っている。

 

開成ハイスクール国語科 森脇 庸介

坂田 和彦

ガッカリを力に変える。

2018 年 12 月 17 日

センター試験まで残り約1か月。入試本番まであとわずかになりました。この時期になると、一生懸命に勉強しているにもかかわらず、期待していた結果が得られず、ガッカリしている生徒を見受けます。「このままの勉強法でいいのか」「第一志望校に合格できるだろうか」と急に自信が揺らいだり、不安になったりするものです。

 

しかし、決して落ち込んだり、不安になったりしている自分を、メンタルが弱いと思わないでください。そのような状況になることは、何も悪いことではありません。それは、一生懸命努力した証だからです。どんなに準備しても試験当日には何が起こるのかわからない。だから、きちんと準備をしている人だけが、模試で期待していた結果が得られずガッカリしたり、試験本番に対して不安を感じたりするのです。中途半端な気持ちで受験勉強をしていたら、結果が出なくてもガッカリすることはないと思いますし、不安になることもないと思います。

 

もちろん、結果は出ないよりは出たほうが絶対にイイですね。この1年、何もかも犠牲にして、受験勉強に取り組んできたならなおさらです。では、どうしても試験直前に不安で、居ても立ってもいられないときはどうすればいいのでしょうか?
それは、今まで頑張ってきた自分を褒めてあげることです。自分自身が自分の期待に答えられなかったときにするもの。これがガッカリです。自分自身が自分の期待に答えられるかどうかわからないときになるもの。それが不安です。そのような状況になったら、自分の現状をきちんと受け入れて、その上で自分自身を責めることなく、今まで頑張ってきた自分を褒めてあげてください。ここまで頑張ってきた自分にホメ言葉を投げかけてみてください。「本当によく頑張っている!」「私が一番勉強をしている!」と。そうすると不思議と気持ちの整理が付くようになります。そして、「不安になるのは、今まで一生懸命に勉強をやってきて、合格点が取れる力がついてきた証拠なんだ。」と発想の転換をすれば、さらに気持ちも落ち着いてくると思います。

 

結果が伴わなくてガッカリしても、不安に押しつぶされそうになっても、一生懸命頑張った自分を認めることができれば、ガッカリすることはもう終わり。捲土重来を期して、次の行動に向かうことができるはずです。

 

坂田 和彦

大学受験とは、そして『その先』とは

2018 年 12 月 3 日

大学受験には人生を変える力がある。心からそう思います。

受験の本番が近づいている高3生の皆さんは日々、プレッシャーや勉強計画に追われて大変な思いをしているかもしれません。ですが、大学受験とは『志望校も』『学科も』『受けるか・受けないの判断も』全て自分自身で決めることができ、しかも本番の成績『のみ』で基本すべてが決まります。人生大逆転のチャンスにもなり、そして来年からの明るい4年間を自力で手に入れることができる、最大の機会でもあるのです。

どうか皆さん。悔いの残らない日々を。そして、その先にある成功と自己実現を、ぜひとも手にしてください。

今回は受験生の皆さんへのエールとなる言葉を添えて、締めとさせていただきます。

 

一方は「これで十分だ」と考えるが、

もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。

そうした言わば紙一重の差が大きな成果の成果を生む。

松下幸之助

 

苦悩というものは、前進したいって思いがあって、

それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。

だから、苦悩とは、飛躍なんです。

イチロー

 

今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。

稲盛和夫

開成ハイスクール 兒玉 章比古

断念しない心

2018 年 11 月 19 日

先日、鬼籍に入られたノーベル化学賞受賞者、下村 脩名古屋大学特別教授。下村先生は有機化学・海洋生物学を専門とし、中でも生物発光研究の先駆者であり、第一人者でした。発光生物の一つ、オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質の発見は、その後生命科学、医学研究用の重要な道具に発展していきました。下村先生は、発光生物の研究を五十年間もの間中断することなくずっと続けられ、それがノーベル化学賞受賞に結びつきました。

さらにもう一人、西澤 潤一東北大学名誉教授。専門は電子工学で、半導体・光通信の開発で独創的な業績を挙げ、半導体関連の特許を世界で最もたくさん保有している方でした。半導体研究の黎明期から従事し、数多くの成果を上げ、「ミスター半導体」とも呼ばれました。しかし、若い頃はその着想が先進的に過ぎて理解者に恵まれず、学会での同業研究者からの攻撃や研究資金獲得の困難に見舞われたそうです。それにもめげず、研究を続けすばらしい成果を残されました。

この二人に共通する点は、基礎研究を根気よく続け、自分の信念を貫き通したことです。どんなに苦労が多くてもあきらめずに最後までやり通したということです。皆さんの中にも入試間近の人、何か目標をもって努力している人が多々いると思います。時にはその努力が報われなかったり、なかなか思ったような成果がでなかったりすることもあるでしょう。しかし、その日まで粘り強くあきらめずに努力を続けてください。そうすれば、必ず何らかの大きな結果が返って来るものです。最後の最後まで決してあきらめずに頑張ってください。心より応援しています。

あきらめたら試合終了!

開成ハイスクール英語科 中田 恭治

行動力が備わっている人間

2018 年 11 月 12 日

前期期末試験が終わりました。
総合順位で学年1位だった生徒が鶴橋教室にはいます。
うれしい話ですが、今回はその生徒の話ではなく、
残念ながら、今回の試験で力を出し切れなかった生徒の話です。

彼は通塾に30分以上かかっている生徒。
今までほとんど自習室も利用せず、質問にも来ませんでした。
学校が終わって家に帰ると遅い時間です。
彼は野外球技をやっています。
正直、勉強には不利に思える生徒かもしれません。

しかし、試験後、彼は大きく変わりました。
学校の帰りに塾に寄って宿題を済ませ、
積極的に質問に来るようになりました。
個別フォローに呼ぶと、しっかり参加し勉強してくれます。
彼には「行動力」が備わっていました。

個別面談で彼の将来(大学・就職)を一緒に考えました。
彼には夢がありました。
その目標にむけて、今少しずつではありますが、
着実にステップをふんでいるところです。

どんな生徒であれ、頑張っているところをみると感動します。
彼が立派な社会人になれそうで楽しみです。

ブログを読む皆さんも、いつでも変われるチャンスと、変われる力を持っています。まずは行動を起こすこと。その一歩が自身の明日を明るくします。

開成ハイスクール 英語科 大道英毅

秋の桜

2018 年 11 月 5 日

高校3年生の皆さん。11月になりました。推薦入試も、本格化してきました。また、センター試験まであと10週間です。気合を入れ直して取り組んでおられることでしょう。

すっかり秋の気配になってきましたが、先月、季節外れの桜の開花のニュースを聞きました。秋の桜と言えば、「秋桜」という熟語。高校生の皆さん、ちゃんと読めますよね? そう、コスモスです。ちびまる子ちゃんの大好きな「モモエちゃん」の歌にも「秋桜」がありましたね。その中に出てくる「小春日和」が秋の日和だというのを、私はあの歌で初めて知りました。ところが、この秋の話題は、本物の桜が開花したということです。どうやら全国いろいろな所で見られていた現象らしく、9月の台風上陸の影響が大きいらしいですね。

 

今年は、台風や地震など、何かと自然災害が発生した夏だったと言えるのでしょうか。「自然の猛威」などとよく言われますが、考えてみたら、私たち人間だって〈自然〉の一部であるわけです。それなのに、人間は〈自然〉を手なずけ克服しようと試みてきました。あるいは支配し操作できると思いあがっていたのかもしれません。だから、〈自然〉が私たちに牙をむいてきたような思いになるのでしょうか。

 

皆さんの住んでおられる所では、大丈夫だったでしょうか。私は、9月の台風21号の時に、10時間以上の停電を経験しました。最初は、すぐに復旧するだろうと高をくくっていましたが、なかなか電気が点かず、結局、電気が回復したのは夜中でした。深夜まで復旧作業に携わっておられた方々に感謝するとともに、電気のありがたさが改めて感じられました。

それと同時に、別のことも考えさせられました。私たちの生活が、いかに不安定な世界に立脚しているのか、ということです。「電気があるのは当然」というのが単なる思い込みだったこと、そして、それを忘れていた自分自身の呑気さにも気付きました。

当然のように存在すると思っている前提そのものが、実は危うい存在なのだということを、日頃から意識しておく必要があります。

 

高校生の皆さん。「入試がやってくる」「勉強しなければ…」と焦る日々が続いている人もいるでしょうが、それが途切れることなく続いている日常こそ、本当は貴重なありがたい状況なのかもしれませんよ。

 

開成ハイスクール英語科 井上 敬友