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開成教育グループ


イタリア

 先日イタリアに8日間行ってきました。フィレンチェやローマで芸術にふれる旅となりました。下の写真はチビタ・ディ・バニョレッジョです。
 天空の城ラピュタのモデルとなったとも言われています。
エトルリア人たちが外敵と湿気から逃れるために断崖絶壁に街を作ったそうです。

 写真中央の道を上がっていくと町があります。昔は600名ほどが住んでいたそうです。ほんとに超不便なところですが、町並みが可愛く素敵な町でした。

 ローマは、町全体が遺跡のようでした。建物はイチイチ可愛いです。
 下の写真は、警官と町並みです。

 有名なコロッセオの中での写真です。2000年前の建造物で6万人収容だそうです。現在の甲子園が5万5千人なので、それよりも大きいです。ちなみに2000年前の日本は弥生時代だそうです。

 ローマ、バチカン市国では芸術的な建築物と美術品を見ることができました。
写真はバチカン市国です。あんまりカメラの性能が良くないので上手く写真は取れていません。しかし天気は、晴天で気持ちのよい青空で写真を取ることができました。

 私が今回の旅で一番凄いと感じたのが、システィナ礼拝堂とそこにある「最後の審判」です。(最後の晩餐ではないですよ)
システィナ礼拝堂は、体育館と同じくらいの大きさの建物です。その天井一面にはフレスコ画、側面にも絵、そして正面には「最後の審判」が描かれています。
 私は受験のときに世界史受験だったので、「最後の審判」の名前くらいは知っていましたが、実物は想像をはるかに超える迫力とスケールでした。私の文才では、表現できないです。生の迫力がありました。

 フィレンチェ・ローマで、たくさんの芸術作品を見ましたが、それらを見ながら感じたのは、「無から有」を生み出す凄さでした。いわゆる天才たちには、なぜこんな凄いものが作れるのだろうと思いながら作品や建造物を見ていました。

 しかし「天才」たちも、先人の知恵を勉強し、師匠の技を盗み、努力をして新しいものを創造していったはずです。
 特に、さきほどあげた「最後の審判」を書いたミケランジェロも多くの苦難を乗り越えて作品を完成させたようです。たとえば「最後の審判」やシスティナ礼拝堂の天井画を描くのに6年間、正面の最後の審判を描くために5年間かかったそうです。天井画は天井に直接描くため、非常に肉体的にシンドイらしいです。体育館の天井一面に絵を描くのは、想像しただけで腰と肩が痛くなりそうです。。
 少し話がそれましたが、何か新しいことをするためには、努力と根性が必要であり、学び続けることが大切だと感じました。

 みなさんは大学受験に向けて学んでいる最中ですが、是非、時間のある今に思いっきり学んでください。もちろん私も学び続けます。勉強していたら、「今やっているこの勉強はどんな意味があるのだろう」と感じることも多いかもしれません。しかし、学び続けてください。一見意味がないことでも後で、有機的に結びつき、みんなの役に立つはずです。
 
 以上、天才たちの作品にふれた前田佳邦でした。
 
 

開成ハイスクール 数学科 前田佳邦

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