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開成教育グループ


いざ!決戦の時!

 2月に入り、関西の私立大学の一般入試が本格的に始まりました。私の住むポートアイランドにも3つの私立大学のキャンパスがあります。先日も、受験会場に向かう多くの受験生を目にしました。彼らは、試験開始の2時間以上も前から現地入りし、真剣な表情で最後の確認をしていました。「受かりたい!」という気持ちがひしひしと伝わってきます。そんな中、私の教える生徒たちを応援するために、様々な受験会場に赴きます。私が駆けつけたところで何の役にも立たないかもしれませんが、やはり応援したくなるものです。
 今年の3年生の教え子たちは、ゆとり世代最後の学年と言われ、浪人できないプレッシャーは例年以上のものを感じていると思います。毎年、とても個性的なメンバーが受験生として戦いに向かいます。中でも今年は、特に一人の男子学生に注目しています。彼は、高校1年生の時から、開成に通い始めました。高校入学当時は所属するバスケ部での活動に没頭し、学校での成績は思わしくありませんでした。2年生にあがる直前の春休みでは、学校の補習や課題でフラフラになるまで追い込まれていました。そんな彼でしたが、1つ上の先輩で、彼と同じようにクラブ活動と勉強の両立に苦しんでいた生徒が、現役で関大に受かったのを知り、それを励みに、「あの先輩がやれるなら、自分もできるに違いない!」と、目の色を変えて勉強するようになったのが、2年生の終わりごろのことでした。先日、代ゼミサテライン天王寺教室で、彼を受け持つスタッフから、「あと10点で、彼は関学に合格できるところまできている。」ということを聞かされました。おそらく、この1年間、今までにないくらいの勉強をしてきたはずです。今、この文章を作成しているこの瞬間も、彼はまさに受験生として戦いに挑んでいます。そして、もうすぐ結果がでます。彼を含めて全ての教え子たちが、合格を勝ち取ってくれることを願っています。

開成ハイスクール英語科 濱田健太郎


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